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日々是ダメ人間/雑記

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2007-02-11 終わらない明日へ

_ [アニメ] TVAアンジェ2期 #3「光なき星」

前回聖地へと召喚された風の人ですが、守護聖の執務についての説明も受けないうちにさっさと職務放棄に走っていました。それを「まっすぐでのびやか」と評してとりあえず放置する女王代理のレイチェルたん。とっとと守護聖集めて(多分生真面目でディティールにこだわるタイプの)女王を取り戻さないとこの宇宙は軽くヤバそうです。頑張れエンジュたん。

光の守護聖候補が見つかったと聞いてさっそく説得に向かうエンジュたん。風の人は冒頭で逃走したため一人で向かおうとするエンジュたんへ、レイチェルたんは行き先について諸注意を告げます。「ブラナガンはかなり治安が悪い街なんだ。何かあったら、すぐにブラナガンの王立研究院を頼るんだよ」ってだから護衛の一人でも付けてやったらどうなんだと。そもそも治安が悪いとこで何かあった時点で王立研究院とか駆け込む暇はなかろうに……実際なかったし。この奇妙な人員の割き方といい、ますますコレット女王の宇宙がヤバそうに思えてきた。もっと頑張れエンジュたん。

光の人は無精髭の力ちゃんでした。重要な日の朝はひげ剃りで流血騒ぎなのかしらとかまるで関係ないことを想起しつつ、風の人と同じく、エンジュたんと出会うなり天使の翼を幻視する光の人は、エンジュたんの話を聞いてホラ話と笑い飛ばします。どうやらこの惑星では「聖地」はおとぎ話として伝わっているらしく、聖地の「せ」の字も知らなかった風の人よりは話が通るかと思えそうですが、そもそも治安が悪くてギャングが蔓延るちょっとした暗黒街においてそんなこと言い出したらどう見ても電波です。本当に(以下略) 光の人が敵対するギャングに捕まったところを助けられて逃走する最中に(感じる……光のサクリア)とか呟かれても正直場違いとしか言いようがありません。困った、エンジュたんが頑張れば頑張るほど「空気読め」のツッコミをもてあます。

危ないところを光の人に助けてもらったものの、ギャングたちから光の人が密輸をしていると聞き、当人の口からもそれが真実だと告げられたエンジュたんは、どうも悪事を働くということが許せなかったらしく唐突に逆ギレをかまします。「あなたは守護聖にふさわしくありません」「あたしはあなたみたいな人に守護聖になって欲しくありません」「あたしはあなたを認めない、最低の人間だわ!」 言うだけ言って助けてもらった礼も言わずに立ち去ってしまうエンジュたん。いやええと……光の人もツッコんでたけど、あーたが守護聖を決めるわけじゃなかろに。だいたいあーたコレット宇宙の存亡がヤバいから何としてでも守護聖を集めなきゃいけなくて、その使命に燃えて自ら志願してやって来たっつーのに、個人的感情に流されて何を勝手な真似をしとるんだ。空気読む前にとりあえず落ち着こうぜエンジュたん。

その後、光の人が密輸なんかしてんのは自分が育った孤児院を守るためだったと知ったエンジュたんは、翌日には光の人を待ち伏せて満面の笑みでこんにちはとご挨拶。いやちょっ、あんだけ暴言吐いときながらあーた、そこはもうちょっとすまなさそうにするとか躊躇はないのかエンジュたん(笑) えーとその後もどこからどうツッコめばいいのかわからん流れが続き、最終的に孤児院はなくなってしまい微妙に燃え尽き症候群っぽくなった光の人は「それこそもっと馬鹿馬鹿しいぜ」と言いながらも聖地に向かうことを決意するのでした。エンジュたんと聖地に向かいながら「この街は俺には狭すぎる」だの「俺様は宇宙規模の男」だの、明らかにこれまでとキャラが違う突拍子もない内容を喋り続ける光の人はどう見ても捨て鉢です。本当に(以下略) まあとりあえずこれだけは言わせてくれ。孤児院を守りきれず落ち込む光の人に、いつも光の人から力みたいなものを貰ってた、と告げる孤児院の子供達を見て「サクリアだわ! みんなレオナードさんの光のサクリアを感じているんです!」とのたまうエンジュたんよ、サクリア無関係に人徳って言わないかソレ。

次回は闇の人当番回。当人は色気を出してるつもりなんだろうけども、どうしてギャグにしか聞こえないんだろうな杉田……いや好きだけども。

_ [アニメ] TVAアンジェ2期 #4「朧月の街」

ネオロマンスの「ネ」の字もなかったこのアニメにようやく乙女らしさが舞い戻ってまいりました。というかこれまで足りなかった分を補って余りあるとんでもねー量の乙女分を強制的に補充されたと言っても過言ではありません。いや本当にとんでもなかったよ闇の人っていうか杉田……奴を甘く見過ぎていました。とりあえず杉田がオスカーポジションなのはよくわかった(主に作画レベルで) ギャングスターの次は砂吐きどころじゃない甘ーい!セリフの応酬とは……あまりの(ネオロマンスへの)急転直下に正直胸焼けが止まらない。

1期のオスカー様がエンジュたんに堕ちた回で、エンジュたんを死んだ恋人と勘違いして抱きついてたのがこの杉田(の前世)でした。風の人も光の人も出会い頭に天使の翼を幻視してエンジュたんを気に掛ける流れだったのですが、今回は1期の伏線を利用+単に性格がオスカー様ということでマンネリ展開を回避。次回は森川だから幻視するまでもないし、あ、そう考えるとなかなか上手い登場順ですねこれ。

まあそんなことはさておき、とにかく杉田がエロ怪しすぎます。まつげ長いわ髪の毛の動き細かすぎだわ女性への二人称は「レディ」で統一だわ、職業はサイコテラピスト*1、いわゆるカウンセラーの親戚筋なのでとにかく面の皮が厚いわ、蓋を開けてみれば病んでたのはむしろ自分でしただわ、つまりその「レディ」は某神子様言うところの「ハニー」と同義だな? とかうっかり萌えそうになった私ですいません。えーと何の話でしたっけああそうでしたとにかく杉田が終始うさんくさいことこの上ありませんでした(こら) 何せ口を開けば垂れ流されるポエマー全開の口説き文句。オスカー様の女好きもかなりのものではありましたが、物言いがストレートなだけまだ全然マシです。杉田、恐ろしい闇の人……!(白目) ただそんな杉田の魔性も使命感に燃えるエンジュたんには全く効果ナッシング。あまつさえ「フランシスさん、嘘をついてる」とか即行で本心を見破られる始末。ふ……どうやらあほのこの素質を持つらしい杉田に忠告しておこうじゃないか、真っ直ぐな性根の娘さんに道化を演じ続けるのは自殺行為と紙一重であると!(生暖かい笑顔で勝ち誇りつつ)(何)

そうして1期でオスカー様が堕ちたときの如く一生懸命頑張るエンジュたん。その姿に惹かれつつもあほのこ体質を捨てきれない杉田は、一度はエンジュたんを(エンジュたんが納得しないだろう言動を続けて失望させて)手放すものの、結局はエンジュたんを探して最初に出会った場所に舞い戻ってしまうのでした。あーくそ本当にいいあほのこの素質を持ってるなこの杉田(……) 最後は、世界に絶望しかけてた杉田に「生きて」と必死に叫んだエンジュたんにほだされて、崩れたバルコニーから二人で落下したり闇のサクリアを放出したりエンジュたんと抱擁したりしつつ、杉田は聖地行きを決意。まあ後ろ向きな思考から脱したところでそのコマシな性格が改善されるわけもなく、即行で「お願いがあります。聖地へ行っても、ずっと私の隣に。そして私のことを、もっともっと知ってくださいね、レディ」とか既にエンディングじみたネオロマンス発言をかます杉田。よーし言ったな杉田、じゃあ次回以降の守護聖スカウトの旅にはお前しっかり同伴しろよ!(笑) しかしここに来てもまだ「エンジュ」じゃなくて「レディ」呼ばわりなあたり、まだまだ杉田はあほのこのままっぽいですねニヤニヤ。はっ、いや別に思ってないぞエトワール買って杉田を落とそうだなんて!(……)

というわけで次回はとうとうリモージュ宇宙と繋がる次元回廊が復活、鋼の人こと森川当番回。予告にはしっかりゼフェルの姿もあったので楽しみです。……が、森川を連れ帰ったらまたしばらく帰ってこないんだよなエンジュたん……。ゼフェルがただひたすら不憫にしか思えなくなってきた。どうすればいいんだ。

*1 公式より


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