日々是ダメ人間

○幼馴染
　前作であのしこたま不憫だった幼馴染がとうとうメインを張っての登場ですよ！
　声も置鮎に変わってんまーえっらい男前になってます。
　何せあの余裕のなさっぷりが消えてます。フツーに余裕しゃくしゃくです。
　序盤で（選択肢によっては）主人公も口説きます。2年という歳月はここまで人を変えるものなのか……（ぉ

　んがしかし成長したね良かったねと涙を拭けたのも前半まで。
　話が進むにつれあら弱みとか見せ始めたわよ奥さん、うんうん主人公だけが特別なんだ的展開よっしゃよっしゃと思ったのも束の間、濡れ場またその展開ですかいっ！！（ばんばん）（ひー）（爆笑）
　お……同じじゃん同じ轍踏ませてどうすんだよ美蕾。今回は一応未遂とはいえルート的に回避不能だし。え、えええええ。
　まあ最後にちゃんとしたのもあるっちゃあるんです、が、また余裕いっこもねえってどゆこと？！（笑）
　むしろ主人公攻めっぽいってどゆこと？！（爆笑）（そして萎えた……）（こら）

　結局☆1と同じ濡れ場とED展開で、えっ、何なんだ美蕾スタッフの「幼馴染」のイメージって
　強姦まがい＋余裕カツカツがデフォなのか？（笑）
　最後のラブえちくらいせめて幼馴染主導でいてほしかったんだがなあ。
　せっかく置鮎なんだし（何その基準）

　ちゅか、姉弟の禁断倒錯やりたいんだったら素直に生き別れの弟を出そうよ。
　や、ぶっちゃけもう何でもアリだろハヤトお兄ちゃんとか言い出した時点で。
　何であんたらはせっかくの幼馴染枠を無駄遣いすんだわからねえ（笑）


○主治医
　一番テコ入れが入ったひと。ていうか誰ですかハヤトお兄ちゃんて！（笑）
　つーか前作であれだけ感動的（かどうかはわからんが）に締めくくった元祖お兄ちゃんこと井上の立場は？！（笑）
　個人的には一番微妙なルートだったなあ。途中ダレ過ぎだし。

　前作からのテコ入れ具合が激しい挙句にオチが理由なき安易な奇跡って時点でやっちまったって感じがしました（笑）
　まるで少し前に濫造されたC級萌え系純愛エロゲ（序盤現代劇→途中から謎の力とかファンタジー展開→（時折理由のない）奇跡が起こってハッピーエンド）をやっているようでしたよ。
　ぶっちゃけKan○nがヒットした後の何番煎じだって感じの。

　……これ以上語ると長い挙句にアレ過ぎるので止めておきますが（実際書いてみたらスゴイことになったので消しました）（……）、
　とりあえず成田、仕事は選べ。（ぉ　いやせめて偽名は使っとこうよ。
　っても、お前らの偽名センスは一体どうなってるんだっての多いけどな……（笑）

　ああでも折角だから言っとくか文字小さめに（良心）（折角とか言ってる時点で良心も何も）
　結局さくらたんは何者だったんだあの丘の上の桜の木の精ってことでいいのか？　でもってあの木の根元によく座ってた医者とあそこで兄を失った主人公に肩入れしてたってことですか？
　それから同じ境遇だからって、病状悪化して辛そうなさくらたんにひたすらうきうき話し掛けまくる主人公に萎えた。
　弱々しく応答してる病人幼女に対してエクスクラメーションマークくっつけて話し掛けるその神経を疑うよ。
　あと兄が出てきたと思ったら蝶電波なこと言い出して泣けてきた（笑）
　それからさくらたん登場後の先生は普通にロリコンのあぶないひとにみえました（こら）


○助教授
　あんたも幼馴染と同様☆1と同じ轍を踏むのか……と途中までゲンナリしてたんですが（笑）、過去編に入ってみたらうっかり萌えてしまった……（ずがーん）
　だって過去編は態度が360度くらい（いやそれ同じだから）違うんだもん！
　そして主人公ちやほや型の王道を逝ってて、そうそうこれだよこれなんだよ異世界に飛んだヒロインてのはこうでないと！とおもいました。
　ようやく目覚めてくれたのか美蕾！　遅咲きにも程があるぞと！（ぉ

　しかし現代に戻ってみれば（過去編に比べて）ものっそあっさりした締め方でしたけどね！（乾笑）
　何よりハッピーエンドにも関わらず助教授＜光希って感じがして微妙……。せめて助教授に光希の記憶なり感覚なりが残ってればなあ。
　あれじゃ助教授を通して光希を見てるって感じなんだもん。
　濡れ場も助教授は強制的に同意させた強姦じみてるのだけで、ラブえちは光希とだけなんだもんなあ。いや光希はうっかり萌えたけども！（笑）

　……ただ、なあ。
　ぶっちゃけ姫呼ばわりを強要要望する主人公に引いた（こら）

　にしても助教授のエンドが一番種類多い上に最初からやり直さないとダメとかいうよくわからない仕様のおかげで本当に長かった……長かったよ助教授終わりあっさりしすぎて素でビックリだよ……。
　っつーか本当に大風呂敷広げたよなあ。まさしく通常の3倍くらいに（ぉ


○後輩
　また展開一緒かよっ！（笑）　って何度目のツッコミをすればいいんでしょうか私。
　と思ってたら☆1より絵柄が可愛くなってるせいか今回はボーイッシュな女の子を襲ってる気分でした。そ、それはそれでありえねえー！
　つーか木村君が当社比560％増で可愛くなってますよ！（何その数字）
　いやマジに可愛かった（笑）　あれはからかいたくもなるわなあ。
　でもボーイッシュな女の子に見えて（以下略）


○ヅカ系
　今度こそ濡れ場があるのかと本気でビクビクしてました。
　やっぱりなかったけどな！（ほっとしたような惜しいような）（ぉ
　でも☆１よりめっさめさ百合ん百合んだったよ……（笑）　うわーあー生々しいー！（こら）
　しかし葵さんルートクリアしてから助教授ルートで葵さんに相談とかしてみると物凄く罪悪感を感じるよ……。
　ご、ごめん葵さん辛い電話応答をさせて本当にすまんかった（笑）


○同級生
　バッドエンドルートはマジでどうしようかと思ったよあんたいい奴だな本当に……！
　下手に周囲に気を回すのが得意なおかげでいい人止まりとゆー典型的な苦労性のひとでした。
　ハッピーエンドルートで主人公からOKもらったときの彼の喜びようったらなかったよ（笑）
　ってゆかこれだよこれ、こういうのでいいんだよ美蕾さん過去の因縁なくたって存分に萌え展開できるウデあるんだから頑張り過ぎなくていいよ本当！（笑）（こら）


○ホスト
　彼奴のためだけに私はこのゲームを買いました（……）
　ええもう何とでも言いやがれ（開き直り）（知り合いの目が物凄く生冷たくなってたり生暖かくなってたりするのを感じます）
　というわけで便宜上諏訪部と呼称させてもらいますが（何その必要性）、思ったより普通の人でした（え）　むしろ真面目ッ子さんだった事に驚き。
　プレイ前は外見と口調からしてこりゃDearSのヒロ君か？！とか思ってたんですが、ヒロ君から軽薄さをさっぴいた感じでした。声質も性格も。
　女好きと美形って点では同じでしたがね。あ、あとコーヒーも（笑）
　プレイ中に勢いで打ち込んでたメモには、

　またコーヒーか諏訪部ーー！！！（笑）（爆笑）
　俺コーヒーか！　「家で色々豆を変えたりして試してる」ってそれはまさしく俺コーヒーかぁぁぁあああああ！！！（落ち着け）

　とか殴り打ってありました。落ち着いてくれ私（今言われても）

　あと蝶どうでもいいことなんですが序盤で、

「じゃ、僕は行くね。立花さん、たまにはオレとも遊んでよ…」
「嬉しいね。ぼくも、教えてもらうなら、君のほうがいいな…」

　「僕」なのか「オレ」なのか「ぼく」なのかはっきりしてくださいヒロ君（違う）　まあ結局ひらがなで「ぼく」が正しいようなんですけど。
　まー別に落としてみて別に何か補完しようという気にはならなかったので別にいいっちゃいいんですが（ぉ
　ええもう締め方は例によってあっさりでしたとも。
　ただ攻略中は終始、主人公騙されてる絶対に騙されてるとしか思えねえマジこれ大丈夫なのかオイ！とかすんげぇハラハラしましたけどね！（笑）
　雨の日の策士っぷりは本性ようやく出してきたー！！とか思ったんですけどそう来るかと。

　んで濡れ場なんですけどね。
　なんぼなんでも初めてでそれはないと思うよもっと気を使えよ売れっ子ホスト！（笑）
　……と思ったんですが、他キャラと比べて明らかに初めて系描写がないので、諏訪部ルートの主人公は非処女ってことで円満解決（こら）

　まあとりあえず、高めでかつ落ち着いた感じの声なので某方面における擬似的な萌えはあまり期待できないかも（ぉ
　一応イヤホンするといちいちいちいち息遣いが聞き取れて死にそうですが、どこかのロリコンハンザーイお兄さんほどエロくはなかったとおもいます（……）
　でも助教授ルートの諏訪部は親切だったなあ。本当にいい奴だ。


○兄
　えっどうしたの井上大暴走ですよ？！（笑）
　てなくらいお兄ちゃんが大変なことになってました。うわあお兄ちゃんそれはなんぼなんでも蝶過保護で心配性で余裕なさすぎだよ。
　いやぶっちゃけホストも真っ青な展開にどうしようかとおもいました（ぉ
　でもやっぱアレだね、濡れ場の時は野郎視点の方が安心して読み進められるよ（……）

　つーか兄ルート1（☆1の兄エンドを病死抜きでまるっと進めた展開？）はのっけからこれまでの全てを二次元人扱いですよ。……何かどこかで聞いたような話だな（笑）
　まあ兄ルート2で非現実だとわかる（……という解釈でいいんだよねアレ）わけですけども。やっぱ優遇されてるなあ兄。
　しかも☆1だと少年時代の兄は女の声優さんが声あててたのに、今回はちゃんと井上が頑張って少年声出してますよ！　い、井上お疲れだ……！（笑）

　ところで兄ルート2の主人公、あの肩出しの服着てる状態で肩に毛虫這われてたら気がつきそうなもんですが。主人公は天然にも程がある！（笑）


○総評
　豪快に景気よく超大風呂敷を広げてちくちく地道にどうにか畳みきったかと思ったらそのまま押し入れに適当に放り投げて仕舞いこんでみた、みたいな感じ。
　あれだけの大風呂敷を畳みきったことは本当に素晴らしいことだなあとは思うのですがその後がねえ。
　描きたい事は描き切ったぞー的な放り投げっぷりがなんとも。
　いや前作からものすごいあっさりとした締め方は特徴的でもあったのですが、ここまで大風呂敷広げられたあとだとそれがとにかく目立ちます。
　もうちょっと丁寧に締めて欲しかったなーというのが正直なところ。

　それから、過去因縁がらみの大風呂敷に組み込まれてるのはメインの三人だけであり、
　残りのサブキャラは大風呂敷な過去の因縁抜きで、現在時間の中で悩み苦しみ乗り越え愛をゲット……といった流れなのですが、ぶっちゃけそちらのサブキャラの方が違和感なく楽しめたというのがなんとも（笑）

　あとはそうだなあ、全体的に濡れ場描写がおやぢ臭くなったような気が（笑）
　エロくなったっつーよりは下世話になった感じ……。
　例えるならレディコミからアサヒ芸能への転身ってとこですか？（また微妙な例えを）
　主人公は何故か地味な眼鏡ッ子になってるし（前作のときはどう考えても洋服に無頓着な娘なんかじゃなかっただろあれ）
　下着もやたらハデになってるしなー（笑）　いや前作が地味すぎたんだろうけども。


　まあだらだら長い中にもそれなりに楽しませてもらいました。主に声とか声とか声とか（こら）
　で、今回も「星」の「王女」の意味がさっぱりだったわけですが。今回のは自らそう呼べと強要要望したように「姫」だったわけで、「王女」じゃなかったし。
　あーそういや「星」については兄が何か言ってた気がしましたがやっぱり電波的な戯言にしか聞こえませんでしたし（こら）
　次の3で今度こそ説明つけてくれるんでしょうか。諏訪部の具合と合わせて、非常に楽しみです（こら）