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トリニティ・ブラッド #4「THE STAR OF SORROW II.HUNTERS' BANQUET」

 そうか、アニメ版のイシュトヴァーンはジュラの圧政が敷かれててそれで住民が苦しんでるってわけじゃあないのか。
 と、今回見てようやく気付いた。
 そういや3話の冒頭、ずいぶん平和そーな街並みが延々映されてたよ……えーと、じゃああの街で復讐に燃えたりする住民はそう多くはないと。ああそゆことかあ……。
 もがっ、私てっきり原作と同じ状況下だとばかり思ってましたすいません。
 それならパルチザン(原作で、エステルたんがリーダーやってるテロ集団まがいの反政府組織)がないのも当然だや……。

 というわけで認識改めて見直すとああまあそれなりによくまとまってるなあとか思いました。
 作画はかなり良いし。ディートリッヒのまつげがありえないくらい多いし(笑)
 でもアニメのエステルたんて、あれじゃ単なる前科一犯だよな……原作みたいに大義名分抱えて手を汚したわけじゃあないんだし。
 それと今回は話が詰め込みすぎって気もする。あと1話使えばジュラの圧政VSパルチザンの背景も組み込んでまとめられたんじゃないのかとかちょっと思った。

 で、ジュラの最期は原作のセリフそのまんま持ってきてたのだけど、アレはちょっと唐突すぎって感じがする。
 本来あのセリフと行動にはもっと重いものがあるはずなのに、あれだとジュラが最後に偽善者っぽく自己満足で終わったって印象が強いよ……。
 まあいきなり自害って時点であのセリフは本来の意味を完全に失ってたけどな!(涙)

 あと、エステルたん@アニメの行動理由は「親代わりの人間を殺された復讐」な(のと、尺が足りない)せいで、ジュラの真実を聞かされても「自分がしていることとジュラがしていることはどう違うのか」っていう根本を揺るがす疑問にぶち当たってないんですよねえ。
 いや本当は当たってたのかもしれないけど、私にはあんまそう感じなかった(笑)
 アレがあるからこそジュラの最期っぷりが生きてくるんだけどな……。
 とりあえず、最終的にエステルたんが(まるで人間みたいなことを言う憎むべき吸血鬼に対し)情に流されてみた、みたいな締め方になっちゃってたのが個人的に蝶心残りです。

 ついでに言うと、ディートリッヒの騙しプレイ(プレイ言うな)も全部入れて欲しかったな……。
 エステルたんのディートリッヒへの怒りもだいぶ半端で終わっちゃってたし。あーくそ、ディートリッヒの「好きだよ」のセリフも生きてねえ(笑)

 てゆか今回のアベルは限定起動セリフ喋ってないのにクルースニク化してたんですけど、いいのか?(笑)
 いやもしかして、エステルたんはアベルが変貌したことに気付いてないって描写なのこれ? この後アベルの正体知ったときの「化け物」セリフをさらに重くしようとかいう考えかなあ……。
 う、うーん、微妙。


 まあそんな感じで、ようやく原作とは別物フィルター(何)が使えるようになったので(ていうか遅ッ)、今後EDみたいなベタな萌え展開をやらかしてくれることに期待(このゲンキン野郎

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