2006/02/08, Wednesday 00:53:14
結局うっかり
微妙なので封印とかのたまわった次にはこれですよ。
いやなんかこう某さんとティアについて色々話してたら ティアママ泣かせてえ……!! という結論に至り、もういいやと開き直って封印指定解除みたいな。
ちゅことで以下はティアを泣かせてみたい(そして未遂な)だけの短い話。ED以後エピローグ以前。
わかりやすい☆(あやや口調で)
いやなんかこう某さんとティアについて色々話してたら ティアママ泣かせてえ……!! という結論に至り、もういいやと開き直って封印指定解除みたいな。
ちゅことで以下はティアを泣かせてみたい(そして未遂な)だけの短い話。ED以後エピローグ以前。
わかりやすい☆(あやや口調で)
------
――どうして、言葉にしてしまったのだろう。
時間はひどく気長に、けれどあっけなく過ぎていく。
ここに取り残されている暇などないのだ。
だからこそ己が身を、身内の償いと称し、雑多で煩雑な中に飛び込ませた。
忙しくしている間は、少なくとも何かやるべきことが目の前にあれば、それに集中できると思ったから。そしてそれは悔しいまでに正しい判断でしかなかった。
そうして――騎士団の一員となるべく訓練された自分は、今になって再び、教官の厳しさや凛々しさ、何よりもその強さを再認し、尊敬し直すことと相成った。
あの人の生き様に憧れ、努力し、そして訣別したはずの自分がだ。
――口をついていた、というよりは、口にせざるをえなかった。
おそらくはそれが正しいのだろう。
あのときの感情は実際よく思い出せなかった。
ただ何かいろいろが心の中を破裂させんばかりに飽和していって、顔を上げたときには、さっきまで居た場所に――彼が一人で残った場所に、大きな光の帯が見えていた。
それは、言いたかったから言ったのではなくて。
――もう言わせてもらえなくなるから、言ったのではないのか。
その考えに思い至ったとき、己の心の弱さに愕然として、どうしたらいいのと掠れた声で呟いた。
言うからには聞いてもらいたかったのだろう。
けれど、もし聞いてもらいたいのなら、正面から向き合っていたそのときに、しっかりと伝えればよかっただけのこと。
何も、聞こえるか聞こえないか、そんな分の悪い賭けに出る必要など一つとしてなかっただろうに。
(違う)
(信じてる)
(信じてた)
(だから――、)
――だから、彼は、戻ってこないのではないのか。
ひどい悪夢にうなされて目が覚めた夜などは決まって、その答えのない思考のループに陥った。
心が折れてしまうかと思って、涙がこぼれそうになった瞳を強く瞑って、歯を食いしばって。
このあさましい考えばかりが浮かぶ、手酷い夜が明けてくれるのを必死で待った。
朝になり日が昇り、人としての活動時間が開始されればまた、何も考えなくてすむ時間がやってくる。
それまで――そう、それまでのあいだの辛抱なのだ。
「……ルーク」
呼んで振り返る相手はいない。
ここにはいない。
――けれど、この世界には、居る。
そう信じて、あの場所に残る彼に背を向けた。
それは自分だけではなく、仲間のうちの誰もが。
『おまえって強いな』
(ちっとも……強くなんか、ないわ)
『強すぎ』
(嘘よ。ちっともわかってないじゃない……ばか)
脳裏に響く懐かしい声は、そうやってずっと、今ここに在る自分を否定し続けるのだった。
------
確実に同ネタ多数すぎるであろうED後ティアでした。
いやティアがこの時期に泣いてそうってあたりが同ネタかなとかそんな感じで。でも泣くのはエピローグのアレが初だといいなとか。
すいません王道でお約束で安直でワンパが私のモットーです(ダメだ)
まあその何ですか、元来強いおにゃにょこを弱々しくするのはそりゃー簡単なんですけど、さじ加減考えずにやらかすとこれ以上ないってくらい萎えるだけなわけで。
だあ! 自分で萎えたっつーの!(るくたん口調にしたところでさらに痛々しい)
ぶっちゃけ、最近痛々しい何かが足りないなと思ってうっかりやらかしましたすいません。
まあねでもね、本編中のティアは頼る人いないんじゃんどこにも……みたいなあたりでこう、ティアママーー!!(がらっしゃん)とかそんな感じだったんだよ!(言われても)
というかあの面子のほとんどはマトモに頼る先がなかったりする鬼のような事実。
ティアは普通にない。弱音吐いたのるくたんの前でぐらいじゃないのかあれ。
ナタリアたんは、真のツンデレは心の拠り所ではあるけれど常時側にいないしそもそも真のツンデレの事で色々ぐるぐるなので頼る以前の話っぽい。
アニスたんも後半の裏方バレまで本当の事は言えるわきゃないしバレたらバレたで衝撃の展開に続くしってことでないに等しい。
ガイ様はむしろるくたんを支える側に立ってたし、何かに頼らないとイカン時期はとうの昔に過ぎ去った人だしってことでない。
子安は頼るとかそういう次元じゃない。
ミュウはご主人様一筋なので除外するにしても、……あれ、ひょっとして頼れる先があったのってるくたんだけですかこれ(笑)(いや笑い事じゃ)
うわーんなんだそりゃあああああ(がらっしゃn)
まあそんなわけでティアを初めとするあの面子は無駄に強すぎだとおもいましたまる。
それと毎度萌え語りにつきあってくれるMさんまじありがとう萌えー!(平伏)
――どうして、言葉にしてしまったのだろう。
時間はひどく気長に、けれどあっけなく過ぎていく。
ここに取り残されている暇などないのだ。
だからこそ己が身を、身内の償いと称し、雑多で煩雑な中に飛び込ませた。
忙しくしている間は、少なくとも何かやるべきことが目の前にあれば、それに集中できると思ったから。そしてそれは悔しいまでに正しい判断でしかなかった。
そうして――騎士団の一員となるべく訓練された自分は、今になって再び、教官の厳しさや凛々しさ、何よりもその強さを再認し、尊敬し直すことと相成った。
あの人の生き様に憧れ、努力し、そして訣別したはずの自分がだ。
――口をついていた、というよりは、口にせざるをえなかった。
おそらくはそれが正しいのだろう。
あのときの感情は実際よく思い出せなかった。
ただ何かいろいろが心の中を破裂させんばかりに飽和していって、顔を上げたときには、さっきまで居た場所に――彼が一人で残った場所に、大きな光の帯が見えていた。
それは、言いたかったから言ったのではなくて。
――もう言わせてもらえなくなるから、言ったのではないのか。
その考えに思い至ったとき、己の心の弱さに愕然として、どうしたらいいのと掠れた声で呟いた。
言うからには聞いてもらいたかったのだろう。
けれど、もし聞いてもらいたいのなら、正面から向き合っていたそのときに、しっかりと伝えればよかっただけのこと。
何も、聞こえるか聞こえないか、そんな分の悪い賭けに出る必要など一つとしてなかっただろうに。
(違う)
(信じてる)
(信じてた)
(だから――、)
――だから、彼は、戻ってこないのではないのか。
ひどい悪夢にうなされて目が覚めた夜などは決まって、その答えのない思考のループに陥った。
心が折れてしまうかと思って、涙がこぼれそうになった瞳を強く瞑って、歯を食いしばって。
このあさましい考えばかりが浮かぶ、手酷い夜が明けてくれるのを必死で待った。
朝になり日が昇り、人としての活動時間が開始されればまた、何も考えなくてすむ時間がやってくる。
それまで――そう、それまでのあいだの辛抱なのだ。
「……ルーク」
呼んで振り返る相手はいない。
ここにはいない。
――けれど、この世界には、居る。
そう信じて、あの場所に残る彼に背を向けた。
それは自分だけではなく、仲間のうちの誰もが。
『おまえって強いな』
(ちっとも……強くなんか、ないわ)
『強すぎ』
(嘘よ。ちっともわかってないじゃない……ばか)
脳裏に響く懐かしい声は、そうやってずっと、今ここに在る自分を否定し続けるのだった。
------
確実に同ネタ多数すぎるであろうED後ティアでした。
いやティアがこの時期に泣いてそうってあたりが同ネタかなとかそんな感じで。でも泣くのはエピローグのアレが初だといいなとか。
すいません王道でお約束で安直でワンパが私のモットーです(ダメだ)
まあその何ですか、元来強いおにゃにょこを弱々しくするのはそりゃー簡単なんですけど、さじ加減考えずにやらかすとこれ以上ないってくらい萎えるだけなわけで。
だあ! 自分で萎えたっつーの!(るくたん口調にしたところでさらに痛々しい)
ぶっちゃけ、最近痛々しい何かが足りないなと思ってうっかりやらかしましたすいません。
まあねでもね、本編中のティアは頼る人いないんじゃんどこにも……みたいなあたりでこう、ティアママーー!!(がらっしゃん)とかそんな感じだったんだよ!(言われても)
というかあの面子のほとんどはマトモに頼る先がなかったりする鬼のような事実。
ティアは普通にない。弱音吐いたのるくたんの前でぐらいじゃないのかあれ。
ナタリアたんは、真のツンデレは心の拠り所ではあるけれど常時側にいないしそもそも真のツンデレの事で色々ぐるぐるなので頼る以前の話っぽい。
アニスたんも後半の裏方バレまで本当の事は言えるわきゃないしバレたらバレたで衝撃の展開に続くしってことでないに等しい。
ガイ様はむしろるくたんを支える側に立ってたし、何かに頼らないとイカン時期はとうの昔に過ぎ去った人だしってことでない。
子安は頼るとかそういう次元じゃない。
ミュウはご主人様一筋なので除外するにしても、……あれ、ひょっとして頼れる先があったのってるくたんだけですかこれ(笑)(いや笑い事じゃ)
うわーんなんだそりゃあああああ(がらっしゃn)
まあそんなわけでティアを初めとするあの面子は無駄に強すぎだとおもいましたまる。
それと毎度萌え語りにつきあってくれるMさんまじありがとう萌えー!(平伏)
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