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さらに今更

 某さんから、いいからガンソードだけは見ておけと言われたので本当に今更見てみました。
 うおお確かにいい最終回であったヒャッホウ! ウェンディたん可愛いなくそう! 誰か私にヴァンウェをください!(ぉ

 とかぐるぐるもがもがしてる間になんか打ち込んでいたのでここに放置。
 短いにも程がありますが一応ヴァンウェ(っぽいもの) 多分ED後(だといいな)(何)



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「――おい、ウェンディ」
「なに?」
「おまえ……なんでそんな離れたとこで寝ようとしてるんだ」
 つい、とヴァンが指さした先。明らかに不自然な距離が、二人の間に挟まっていた。
「べ、別にいいじゃない。どこで寝たって」
「はっはーん」
「……なによ」
「ウェンディおまえ、俺のこと警戒してんのか」
「なっ」
「お、図星か」
「違います」
「顔、赤いぞ」
「こんなに暗くてわかるわけないじゃない」
「違うのか?」
「違うって言ってるじゃない、さっきから」
 ウェンディはこっそりため息をついた。
 にやにやされているような居心地の悪さ――そう、まるで弱みを握られているような。
 そんな己が心境に対して、小さく、けれど深い吐息をひとつ。
「……わかったわよ」
 自棄気味に吐き捨てると、毛布を持って立ち上がった。そうしてヴァンの方へ大股で歩み寄る。
 一度、ほけっとした顔で見上げてくる彼を見下ろしてから、すとんと腰を下ろした。
「これでもう文句ないでしょ」
 つんと顔を背けて言ってやる。
「はあ。……っていや別に、俺は文句なんて一言も言ってないぞ」
「……」
 一人相撲で空回りしたことを自覚しつつ、ウェンディは、逆に文句を言ってしまいそうな己の口を閉じ続けることに注力した。
 落ちた沈黙が少しばかり重い。
 そしてそれは多分、自分一人だけの感覚なのだろう。
「まあいいか」
 やがてヴァンは飽きたのか、本当にどうでもよさそうな声で呟いてゴロンと横になった。
「んじゃ、おやすみ」
 彼のトレードマークの帽子が、閉じられた目を隠すようにずり落ちる。
「……おやすみなさい」
 その帽子を上から拳で潰したい衝動にかられながら、それをぐっと堪えて、ウェンディも毛布にくるまった。
 ぐーぐーと能天気な寝息が聞こえてくる。

(……近くだとうるさくて寝付けないから離れてただけなのに。……ヴァンのばか)



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 ED後にじゃあ皆に顔でも見せに行くかとか(半ば強引にウェンディたんに頼まれて)、そんな感じでぶらり旅を再開しても未だにこんな感じだったりするととても萌えるとおもいます。
 ヴァンは本当に素朴な疑問として言ってるといいです。
 つーかそんな急に意識しまくりなヴァンはぶっちゃけ面白くない、もっと色々自分の感覚に対して理解不能気味に葛藤しまくればいいです(あんた)

 顔見せに行こうと言われて
「あぁ? なんでそんなことしに行かなきゃなんだ。めんどくせ」
 とかやる気ゼロのところを、
「でも皆も会いたがってると思うし、それに今まで全然連絡もしないままで、皆心配してたと思うし、安心させてあげなきゃ。ね、少しだけでもいいから、お願いヴァン」
 とか上目遣いで見られてなんかよくわからないまま少女から女性への成熟途中なウェンディたんに無駄にドギマギしてみればいいよヴァン。

 ていうか夢見がちにも程がありますね自分! 春だな!(冬です今
 あと、一緒に寝ててぐーぐーうるさいなら本編中で既に経験済みの事態だよなとか今更気付いた(遅)

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