日々是ダメ人間

　うわっ、あっさり新造潜水艦撃沈されたよ！　いいのかそれで！
　つーかここまで数話に渡り伏兵っぽさとか忍び寄る脅威っぷりを演出してきたのに、最終話を前にして何ともあっけない最期であった……な、なんだかなあ。
　いやそんだけグールドの戦術が優れてるっていう見せ方なのかもしれないけど。ああ何で本当これ2クールものじゃないんだ……。

　キールがティーンに対して素直に普通に「お願い」ができるようになってた。おお成長してんなー。
　でも自分じゃダメだから（やってくれて当然っていう態度で）他人に頼るって精神は変わらないのな（がくり）
　「俺だって何かやらなきゃ」→（ティーンに向かって）「（お前俺より頭いいんだから）何か考えろよ！」って……。
　微妙な成長の跡は見られるんだけど、相変わらず自分勝手極まりないコンボをキメてくれるぜキール。

　しかしティーン、父親を置いてきたことすらもトラウマになってたよ（泣）　不憫すぎる。
　でも艦を降りることになったティーンに、「自分で決めたことは大事にしろ」ってティーンのやることを認めてくれたグールド艦長は激しくグッジョブ。やってくれるぜグールド艦長……！
　キール達の父さんには大変失礼なんだけども、グールド艦長はティーンに対し本物の父親よか父親らしいことしてくれた気がするよ。頼むから生き残っていただきたい。まあ平和になったなら新国連にでもとっ捕まるんだろうけども。

　でもって最終的にどうまとめてくれるのかと思ったら、……え、あれ、なんか結局、コドモっぽさ全開の甘っちょろい考え方を押し通して終わりなのかこれ……？
　え、えええ。いやなんかそれはどうなんだ。
　何十年も悩んで出した結論を元にドンパチやらかしてるグールド艦長の立場って一体……。