日々是ダメ人間

　アニメ版は今原作の1・2巻をミックスしてまとめてる状態で、ぶっちゃけそのミックス後の再構成具合が正直上手いなあ小林女史は鬼だなあとか思いつつ。
　しかし今回のマージョリーさんと佐藤・田中組の出会いらへんはだいぶ駆け足になってしまった感じ。
　原作は悠二（およびシャナ）とクラスメイトとのやりとりが半ばメイン的に描かれてるのに対し、アニメ版は先ずフレイムヘイズ側の（設定の）説明から入ってるゆえ、佐藤・田中組および吉田さんのキャラがあまり説明しきれてないわけで、仕方がないっちゃ仕方がないんだけど。

　でもマージョリーさんに心酔してるのが田中だけっていう展開も斬新だ。
　つまりは今後の流れの中で、マージョリーさんと忠実なる下僕×２の完成を描くつもりなのかな。提供の画面にも居ることだし、オガちゃんも絡めそうな気がしないでもない……だとしたらちょっと楽しみだ。

　で、マージョリーさんVSフリアグネはあっさり終了。無駄に優雅だったなフリアグネ。
　……そうだよなフリアグネって強いんだよなあ。どうも原作は1巻目で退場した挙句番外編の看板みたいな感じになってるもんだからつい再生怪人的な印象を抱きがちで（こら）

　ラミーが後方支援的参謀役に入ることで、ラミーの非悪役度を上げると共に、「今在る君が決めるといい」と悠二に促して、今回のフリアグネ戦で悠二の今後の方針（というか在り方）を決定させるつもりなのか（ラストの「坂井悠二を壊す」も、今の悠二は役に立たない、というシャナ・アラストール組の認識の表現なんだろうし）
　うわあやっぱ上手いなあ。
　この分だとフリアグネ戦でマージョリーさんと共闘とかも有り得るのかな。フリアグネ退場、そのままラミーの本質説明の展開に持ってけば、2巻までの内容が一気にカタがつくし。ひとまずの前説が完了するし。玻璃壇はもしかして即行で共同基地とかなったりするのかな（笑）
　まあ何にしても先が楽しみ。キャラ壊さない独自展開は本当素晴らしいよな……よな……！（涙ぐみながら）（わかったからわかったから）