日々是ダメ人間

　今回はまた１５分×２話構成。そしてまたも原作者脚本とかいう鬼っぷり。
　内容は前半が校外写生の話、後半がボン太くん登場話でした。
　前半の作画が前２回と比べると微妙に落ちてた感じもありますが、地上波の深夜アニメってことを考えれば随分と頑張ってるつか頑張りすぎな気がしないでも。
　つーか美術の水星先生の長口上、どっかで聞いたことあるよーな……と思ったら某ネゴシエーターでした（笑）　おお、頑張ってるねエセ紳士！（ぉ
　ちなみに不破先輩は上田祐司氏でした。やっぱいいなあ。上田氏の声は自分でもよくわからんが無条件で好きだ。
　何でかなあ。ときメモの良雄のイメージがでかすぎるからかなあ（えっ）

　今回はOPも入って、３０分１話でした。OPもなかなか良いですな。かなめ中心にいい動きしてますヨ。
　本編は、短編１巻の「鋼鉄の～」をベースにして微調整入り、という感じ。
　変更点は一緒に海に来た面子がふもっふ出演のメイン陣高生で描かれてたのと、ゲストキャラの武器が変わってたのと、いくつか台詞が変わってたくらい。
　まあ武器は原作でもかなめがツッこんでた通り、マジにマズいからなあ（笑）
　海に来た面子にしっかり会長とお蓮さんが居たり。砂浜でパラソルの下、いつもの格好で一言も話さず物凄い勢いで各種ジャンルの本を読破していく、眼鏡を本のふちで押し上げる会長萌え（ぉ

　つうかテンポ崩れないなー。原作からしてテンポいいせいもあるだろうけど。
　ちょっとした演出もうまいしね。
　「千鳥、ここにいたのか！」っていうソースケの叫びに対し、テーブルの影に隠れて「いない」って言うかなめとか。
　鷲尾＠マトリックスもどきとか（笑）


　……鷲尾て……（物凄く微妙な気分）

　やっぱり鷲尾が無駄にカッチョエエ（笑）　あとパピヨンの言葉からすると、手塩にかけて育てたとか同境遇で支えあって生きてきたとかそういうあたりから来る忠誠心なのかしらとか思った。
　つーかパピヨンの過去に何が！　あれはもう親とか家からは見捨てられてる状態ってことなんかな……でもって鷲尾の本体（人間）もそーゆー境遇だったりとか。
　さらに鷲尾はパピヨンよか命が残り少なくてそれで自らホム実験に志願したとか。俺は死ぬがお前は俺を踏み台にして生きろとか。ホムになると元の人間の精神はなくなるけど、それが今の鷲尾の狂おしいまでの忠誠心に昇華したとか。

　……ってこれじゃオネーサン方の妄想じゃん……（がくり）

　いや自分は普通に自分の道を切り開こうと必死ーな兄さんらの物語にしか見えないのですけれど。
　そこにラブい要素なんか要らん！　あるのはただ生に執着する本能的欲望（ベクトルは当然自分）のみ！　みたいな！（ぉ


　カズトキが地道に進行してるのかどうか微妙なところですが、着地時のカズキの手元が非常に気になる（笑）
　ちくしょう羨ましいなカズキ！（ぉ

　……ていうか自分トキコさん単体萌えであってカズトキにはあまり執着してないんだな……何となく気付いてみた（だから何だ）（いやカズキも普通に好きだけど萌えだけど）

　少年誌ヒロインらしからぬ暗黒面を前面に押し出すトキコさん萌え。ゾクゾクするなりよー。
　この流れで行くと「人間は殺さない（ホムは別ってゆーか「殺さないと人が死ぬから倒す」っていう理屈なんだろうな）」派のカズキと何らかの対立があるのかなあ。
　でもそこで唐突に改心はして欲しくないところ。
　自分の信念を突き通しつつカズキと共闘していく中で現在の信念を昇華、別の道を見出すとかいう流れを希望。
　あと信念昇華した途端女らしくなっちゃうのもちょっと勘弁かも。凛々しいままのトキコさんで居てー（やかましい）

　しかし鷲尾がカッチョエエ…そしてその狂おしいまでの忠誠心は裏に何かあるんじゃないかとか疑ってしまうよ…恐いなあ。

　今回のフルメタアニメ＠地上波は短編ベースだそうで、のっけから林水会長やお蓮さんとか出してくるあたりイイカンジ。っつーか１話から原作者が脚本ですし。素晴らしいぞこんちくしょう（笑）
　で、短編ベースであるからして短編１話分じゃ３０分持ちません。無理に引き伸ばすとギャグの要たるテンポ消えますしね。
　……まあそれが理由かどうか知りませんが、１５分１話の２話構成で来ました。うーんやるなあ。
　そしてあの「旋風の用心棒」のみゆタンギリギリ入浴シーンの回を担当した京アニ萌え作画が炸裂。このクオリティがどこまで保たれるのかドキドキしますなあ。

　そして相変わらずソースケの声は微妙だったけども（笑） そのまんまリョクセンコウにするのもそれはそれで何だが。