日々是ダメ人間

　うわちゃー、セレブラントだけは生身だと思ってたら全面的にデータだったというオチだったよ……。ギャー。
　母親の姿がなかったのは、キョウ当人が必要としてなかったからで、必要としてる人には色々が見えているとかいう理由でした。なんだそのビューティフルドリーマー。
　あれ？　ということは、敵とされるガルズオルムを倒したところで、結局人類は記憶されているだけのデータ世界をずっとループさせるしかないんじゃね？
　うーん、先が見えないというよりは先が無さ過ぎる話だなあ。

　とりあえず、最後のキョウの「幻だってさ」のタイミングで通常のEDに繋がったとき、リョーコたんが分解するカットで始まるのはちょっとやられた。
　あと今回のキョウの私服っぷりはまるでシロウ＠Fateのようだった。実は狙ってるんだろうか（笑）

　異世界と思ってたのがやっぱり現実で本当の世界。
　ということは幼馴染みはもう現実には存在すらしてないのかな……まじですかー。
　ソゴル家とカミノギ家の母親の声が同じだったのも予想通りの理由だったしなあ。
　あと上海での救助が打ち切られた＝上海サーバーがなくなって、あの虚構世界上で「上海」を再現できなくなった、ってことか。うあ、本当に重い話だこれ。

　そういや保健の先生がセレブラントとか言ってたのは、あの先生もセレブラント絡みの人なの？
　それとも虚構として創り上げられたプログラムが意図的に言わせたとかそゆことなのかなあ。

　つーか、サーバーに過去の（平和だった頃の）世界のデータが残ってるのはいいとして、敵と戦ってる間にそれを虚構世界として構築・再生する意味はなんなんだろ？
　単に、「世界が平和になった後、生活していくための世界」としてサーバーを残してるなら、わざわざ交戦中の今に再生する必要はないわけで。
　あの虚構世界が存在していないとダメな理由が知りたいところ。
　……ってあれ？　そういえば何でキョウとかの母親は再構築されてないんだろ？　学校の先生とかいるから、子供しか再構築されてないってわけじゃなさそうだけど。元からいないならそういう風に再構築されるよな。
　単に、セレブラントたちに必要なものだけしか再構築してないってだけ？　うーん。わからない。

　結局あの異世界っぽいのが現実で、キョウたちの世界は虚構ってことでいいのかな。
　昔の平和だったときの世界情報みたいなのが「サーバー」に入ってて、それを元にリアルな虚構を具現化してるとかそゆこと？
　もしそうだとすると、実際に「生き残ってる」のってセレブラントと呼ばれる人種しかいないって話になるような……うはー。夕方6時からまたアレな話になってきたなあ。いやそういうネタは嫌いじゃないですけども。

　しかし主人公は一応熱血系なのに、どこかテキトーでいいかげんないわゆる「現代っ子っぽさ」が変に目に付きますね。正直見てて面白くないなあ。
　記憶喪失という設定は、何の情報も知らない視聴者と同じ視点で世界を見てくれるからいいんだけど、どうにも共感しにくくて困る……うーん。
　何だろうな、髪の色が同じだからってわけじゃないけど、ついアポロ＠アクエリと比べてしまうよ。
　アポロも同じような熱血＋いいかげんなキャラだったけど、アポロの無茶な行動は大抵いい方向に繋がってた気がするとですよ（まあアレは司令が居たせいもあるだろうけど）（笑）
　でもキョウのやってる無茶な行動（後先考えないQLの使い方とか、非効率的なパンチでトドメとか）は、普通に失敗へ繋がることもあるわけで（今回は特に大失態だったし）、何と言うか爽快感が足りないつーか。
　……てか、荒廃した世界をギリギリのところで保ってるみたいな世界観のアニメにそういうのを期待する方が間違ってるんだろうか。むー。

　ってかまあ何で私がキョウに共感できないって、好意を持って接してくれてる幼馴染みをいいように使ってるだけにしか見えないのが気に入らないだけなんだと思うんですけどね！（笑）（幼馴染み属性ですいません）
　しかし何気に幼馴染みはゲームが上手いのね。「弾避けこそがシューティングの醍醐味」とか、わかってるなあ（笑）

　シズノたんが「世界には今とここしかないの」って言ってるあたり、なんかマトモに世界が残ってるようには思えないなあ。
　前回言ってたサーバがうんぬんってのは、キョウたちの居る世界はそういったプログラム的な何かで構築されてるってことか。じゃあキョウたちの世界は虚構で「現実世界」ではないってこと？
　でも公式の用語解説を見たら異世界はやっぱり異世界で「現実世界」でもないって感じだし。どっちなんだー。

　ところでソゴル家とカミノギ家の母親の声が同じに聞こえたけど気のせいかなあ。セリフがほぼ同じだからかな。
　でもキャストにそれらしい名前がなかったような？　まさかあの世界には実際に「親」というものが存在しなくて、ただそう思わされてるだけとか言わないよなあ……。
　声とか姿とか聞こえたり見えたりしているように思わされてるとか。だったらやだなー（笑）

　しかしキョウに絡んできてる三人組はなんだかなあ。もどかしいまでにただキョウとヨリ戻したいとしか思えません（ヨリ戻すとか言うな）
　とりあえず一番つっかかってきてる奴は残りの二人に愛されすぎだとおもいます。あんたたち付き合い良すぎだろ（笑）

　そういえば何で学校でゲームができるんだあそこ。ゲーム機持ち込んでていいのかあの学校は。
　あとキョウは何でまた豪快に川なんぞで泳いでんだろう……（笑）　あの世界の川はそんなキレイなのか。汚染うんぬんってニュース流れてなかったっけ？
　それともあの川泳ぎは失った記憶に関することなのかなあ。わからんことだらけだ。

　OP見て最終的なヒロインは幼馴染みでいいんだろうか……と思ったら、本編見てやっぱりシズノたんエンドなのかみたいな。ど、どっちなんだ。
　とりあえず1話のアバンの時点ではキョウとシズノたんはそういう関係だったようだけども。
　いやそもそもこの作品において「現実」世界なのはどっちなんだ。あの異世界っぽいのが現実なのかなあ。

　時計の針が進まない描写＝システム的に世界に異常が起きてる、ラストでシズノたんが転校してきた＝システム安定、の流れは良かったかも。わかりやすくて。
　ところでキョウが意外に頭がいいっぽいんですけど、異世界っぽいところでエース？だった名残なんだろか。
　しかし見た目からして何も考えてなさそうな本能一直線な人種に思えるから、なんか違和感が……。うーん、アポロ頭なのがイカンのだろうか（こら）