2007-08-14 ろーいーこーれーぜーろーしーいー!
_ [雑記] TOSのOVA2巻を見ました
小野坂はどんだけシンフォニアが好きなんだ。
という一言に尽きる巻でした(主にコメンタリーが) つうか声優自身がキャラの心情とか場面間の裏読みっぷりをガッツリ解説ってどんなアニメだよ!(笑) 先の展開やら設定やらを大いにネタバレしまくってるのはまあ所詮ゲームをプレイしたファンという限られた視聴層ということでいいとして、ここはこうして欲しかったとか声優当人がもりもりダメ出しとかいいのか……まあとりあえずそれは限られた視聴者の代弁にも程がありすぎました小野坂GJ。もう小野坂は3巻目も出番ないのに何故かコメンタリーにいたりすればいい。
でもホーリーソングってああいう技じゃないよな(しっ)(1巻のエクスフィアびかーんで不思議ぱわーさくれつー!もそうだけど)(しっ!)(まにむんは相変わらず見栄え重視設定無視ですね)(そろそろ黙っとけ)
_ [ネタ文] homing instinct(ゼロス)
よしここでゼロしいですよ! となるのが世間の流れだとは思うのですが、あえてその流れに逆らってバッドエンド風味ゼロっさんを放置(最低だ)
以前に某さんと語っていたときの「もし最終的にロイドくんもしいなさんも手に入らなかったとしたら、ゼロっさんなんていうかもう終わりなんじゃね?」という、ED後に世界はハッピーエンドですがゼロっさんはクラトスルートなんか足元にも及ばないぐらいのバッドエンド、という何か(ていうかクラトスルートはある意味ゼロスノーマルエンドだよなあ)
大変に薄ら暗い話なのでそゆのが苦手じゃない方だけどうぞ。時間軸はED直後、とりあえずゼロっさん屋敷に戻ってきましたーぐらい。
しばらく休むわ、すれ違いざまそう伝えた。 何でもお見通しに程近い執事はいつも通りあらかたを汲み取ってくれたようで、かしこまりましたと簡素な言葉だけを返してきた。 本当は上げる気力もなかった片手を軽く振ってその有難さに応えてから、久々と思える自室に引っ込んだ。 音もなく鍵をかけ、どさりとソファに座り込む。 座った途端もう何も動く気がしなくなり、座ったときのままただぼんやりと上の、どこでもないあたりを見つめた。 「……」 全てが終わったというのに、どうして自分はここにいるのだろう。 何より、自分が自由になるときはきっと、死ぬときだとばかり思っていたのに。 (……いやま、やるこたやるけどな) 何もない虚空に手を伸ばす。 そうして何かをすくいあげるように、そっとすぼめがちの手のひらを上向けて。
――これは、いわゆるハッピーエンドというやつに相違ないのだ。
自分が大事にしたいと思った人たちが、皆無事で、笑っている。世界は混乱の渦に片足どころか両足を突っ込んだような状態だがそれでも、彼らは幸せになるはずなのだ。 幸せになるべく前に進んでいける、そんな世界。 そのとき、ここに自分の存在はないものだとばかり、思っていたのに。 (ロイドくんにコレットちゃん、リフィル先生にプレセアちゃんその他の野郎ども、セレスにセバスチャン……しいな) 誰も彼もが、幸せに生きる。 そんな世界をずっと、夢見ていた。 (夢じゃなくなっちまったなあ) 夢とは、叶わないからこそ夢というのではなかったのか。 まさか現実になるとは思いもしなかった。これ以上を望むのはバチがあたってもおかしくない、心底そう思う。 手首を軽く曲げて自分に向けてみる。 (何もない) 何も残っていない。 この手の中には、こぼれおちていく何かすらも、残りはしなかった。 何も掴めなかった手を、ぐっと握り締める。
――ただ、本当に手に入れたかったものだけは、やはり現実にはならなかっただけの。
(……ま、そんなもんだ) 一度目を瞑りそして開いて、重苦しい何かを吐き出すように、息をつく。 (今日だけだ) ゆるゆると手のひらを開いて。 (今だけ――最後の夢を見る) それぐらいは許してくれてもいいだろうと、誰ともなく心中で言い訳する。
次に目を覚ましたときには、もう自分はここにはいない。 見知らぬ彼女に呼びつけられて、強引に目覚めさせられた、死んだはずの存在。 (かれこれ……十年か。随分と長生きさせてもらったじゃねぇの) くっ、と唇の端がつりあがる。 (……じゃあな、俺) おつかれさん――とは言えぬまま、ゆるゆると落ちてきた瞼による、底の無い暗闇を受け入れる。
そこはただ一面に真白いなか。 感覚のない白色をさくさくと踏みしめて、倒れたその人のもとまで辿り着いた。 既に事切れたその人の、すぐ傍らにゆっくりと寄り添う。
――冷たい。……さっきまでまだ温かかったのに。
抑揚もなく呟いたそいつに向かって、俺さまは手向けがわりに言ってやった。
――あんな温もりなんか知っちまったから、そう感じるだけだ。
横たわった小さな俺は何の返事もしないまま――むしろ返事代わりのように、ゆっくりと目を閉じた。 あの人の零した赤色の中に、俺の紅い髪が溶けて、ひとつになっていく。
――長いこと帰せなくて、ごめんな。
最後の言葉は、届いただろうか。
明日からは元・麗しの神子ゼロスさまだけがこの世界に残る。 大丈夫だ。何せゼロスさまは天下無敵のビボーと強さとを誇る、最強の存在だからな。
だからどうかせめて。 もう二度と目覚めることのないよう、この上ない安らぎを、俺に。
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もうねどんだけ私が夢見がちかって話ですよ!(逆ギレ)(のっけからか) でも元の話をふってきた某さんにも責任はあるとおもいます(責任転嫁) 今になってだいぶ昔の話を蒸し返してごめんよ!(笑) ただ書きかけのゼロしいとかなかったかとフォルダ漁ったものの他に何も出てこなかっただけなんだ!(ここに出せそうなのは)(……)
ばーかばーか!ばーかばーかばーか!!!!!!(愛送信)
えっちょっ何それとりあえず罵倒される愛ってどんなさ!(笑) まあその何、そろそろ君のとこのゼロしいについて拳(主に愛の)で語りたいと思うので首洗って待ってるがいいよ!(笑)