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日々是ダメ人間/雑記

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2008-07-02 ラタトスクまったりプレイ中 この日を編集

_ [アルトネリコ] FCS2見た

 それは、非凡なヒロインに(そこはかとなく肩身が狭いながらも)るっかるかしていたはずの皆、ルカスキーたちに訪れた、小さな事件。
 信じたのはガストちゃんの良心。手にしたのは大っぴらに愛を叫ぶ機会。願ったのは、小さな想いが届くこと。
 投票期間の終わりは、きっといつも悲しくて。
 だけど、想いはきっと通じ合えたから……だから、コメントログはきっと、励ましの言葉……
 フラッシュコスモスフィア2、はじまります。

9歳なのはさんが出てくるおかげでStSの後期EDは一度も飛ばすことなくじっくり見ていたなのはさんは9歳派の者ですこんにちは。ってここ見てる人でどんだけ分かる人がいるんだって話ですけども。

さて何とはなしに某魔法少女モノのアバンナレを強引にパロってみたわけですが、元ネタのナレが使われた回のサブタイをもじって「ライターをよんで(外注的な意味で)」とかいう記事名にしようかと思ってたら、むしろ文章よりシステム面とか公開スケジュールのガストクオリティっぷりの方が気になって仕方がなかった、とかいうオチがあったりなかったりしました、うんどうでもいい話ですいません。

以下は内容ネタバレなのと、例によって大いにぶっちゃけてるので隠しておきます。

開始して3クリックぐらいしたところでどこのエロゲが始まったのかと思ったのは私だけでいい。いやどこがどうエロゲなんだって言われると、そうだなあ、一人称でプレイヤーに話しかけるような語り口調、現実ではありえないけどフィクションではわりとありがちな不幸設定、後ろ向きではないが前向きでもなくとりあえず深く考えるのを避けて場に流されておくスキルは習得済の主人公etc.、まあ言うなれば頭のてっぺんから足のつま先までどう見てもエロゲの冒頭部分です、本当に(以下略) としか思えなかっただけだった! というわけでガストちゃんは一刻も早くPCゲーム部門を立ち上げるべき。ちなみにエロゲ脳乙、というツッコミは自分で100回ぐらいしておいたよ!

場面毎に途中から立ち絵の差し替えが途絶するのはまあうん、納期大変だったんだね頑張ったんだね! まあシナリオが遅れたのかグラフィックが遅れたのかわからないけどーってグラフィックは本編の使い回しだったよごめーん☆ まあ実際FLASHでの実装に手間取った可能性も大いにありそうですが。スキップ機能で立ち絵の差し替え部分がかっ飛ばないのは、(選択肢2箇所しかないし)不便だと騒ぎ立てる程のものでもないんだけど、もし仮にFLASH実装に手間取って公開が遅れた挙句こうもツメの甘い出来で提供されたのだとしたら、媒体FLASHにこだわる必要もないんじゃね、とか思ったりしたのも私だけで(以下略) んー何て言うか、ガストちゃんはFLASHに関してはわりとバリバリ使いこなしてる感があっただけに、今回の微妙な出来は正直ガックリしたなあっていう(待たされた上でコレなのか的な意味で)

で、投票で1位になったはずのインフェルちゃんの出番どこー? 相方のネネシャの出番はあったというのに影も形もなかったけど……と思ったらインフェルステージが別に用意されてたよわっほい!(見終わってから気付いた) なるほど、主役は遅れて登場の法則ですねわかります。7月も31日までバッチリあるしな! さてそうなるとレベル2の公開は8月ですかね、夏が終わらないことを祈ります。あとメタフェス2008の予定表が予告もなく書き換わったりする事態が発生しませんように(真顔)

それにしてもクロアがレイシャさんに拉致られてから随分長いこと出番がありませんでしたが裏で流されたりしてたんでしょうか、ゲームの体裁というか文体の醸し出すエロゲ的雰囲気のおかげでもはやそうとしか思えなかった俺を叱ってくれナタク。よーしFCS2作成担当の人らは今すぐAT2スピンアウト第一弾「巨乳未亡人に流されるAVG(仮題)」を作る作業に戻るんだ(ガストPCゲーム部門ファーストタイトル的な意味で) 確かトミーはレイシャさん愛をさんざん叫んでいたと思うし(そもそも「流される」ネタはトミー発ということだし)丁度良いと思うのだがどうか(どうか言われても) とりあえずココナたんの自虐ネタに聞こえかねない一言にそっと涙したのも私だけで(以下略)

しかし地獄猫飴ってスピカも地獄の住人ってことかー!(笑) よーしレベル2ではスピカに薬漬けにされたり人体実験されたりするバッドエンドで頼むぜ! あとレグリスをおっちゃん呼ばわりするシンシアはちょっと新発見だった、メモメモ。

まあとりあえず今回の話は、困ったときの「神様的存在」(と書いて「何でもあり」と読む)ってやつですね、わかります。まあ確かに便利なのはわかるんだけど、そろそろマンネリなのは否めない。はいはいシュレジャクシュレジャク、テクニカル以下略だけでもわりと萌えられてるから個人的には供給過多気味。どうせ「何でもあり」をやるならいっそクロア×ライナー×アヤタネ×タルガーナの主役とその親友コンビが4人集まって適当に茶をすすりながら苦労話をするのとかでいいよ、会話は八割方噛み合わない感じで。んでそれを影から女性陣がこっそり監視していて火花を散らしてみたり互いの苦労っぷりを労ってみたりして女の結束を深めてたりするとかね! まあオチはカオスになって終了というグダグダ展開が透けて見えるようですが、カオスのないATシリーズなんて眼鏡のない私服クロアみたいなもんだよね! ってEDアニメのことかー!

とか私の言ってることがグダグダになってきたのでここらで終了。とりあえずインフェルちゃんステージに期待。レベル2に関してはヘタに(安易な方向で)ルカたんをイジられるぐらいならチェリーのままで突き抜けてくれた方が心臓に優しくて助かるとか思ったのも私だけで(以下略)


2008-07-12 ムッツリがマッサージすればするほど増えない不思議 この日を編集

_ [ゲーム] ラタトスククリア

途中からクエストを放棄してようやくクリアしました。

まあとりあえず、個人的には最終章のロイドサブイベントで存分に元は取れたと思ってる、のでそれなりに満足。

以下はネタバレ込みなので隠します。あ、携帯からの場合は見えてる気がするのでご注意。

とはいえ、クリアした直後でうまくまとまらないので、プレイ中のメモを抜粋箇条書き。

  • とりあえずエミマルは医者とナースネタが使える(エロパロ的な意味で)ことはよくわかった(のっけからそれか)(最低だ
  • 序盤のマルタたんが貴族としてのプライドを抜いたルイズにしか聞こえなかったのは私だけでいい
  • ロイコレの仲がまるで進展してなかったことに吹いてたら、ロイドくんは誰も選ばなかったある意味ハーレムエンド設定で続いてるのねー(しょんぼり) とか思ってたらあのサブイベントですよ、ありがとう本当ありがとーうー!!
  • 今回もゼロっさんはゼロっさんのままでした、というか相も変わらず小野坂が鬼で仏で神でしたばんざーい
  • ゼロっさんがやたらエミルに絡んでるというか面倒見がいいのは昔の自分を重ねてる部分があるんだろーなーっていうかね! ああもう何でこんなによによする人なのゼロっさん!!
  • スキットでエミルに(ゼロっさんのことを)ぼんくらだけど〜、と言われた時は、まあぼんくらはともかくロイドを信じる事に関してはその通りだと思って大層によによした(笑)
  • 会長にバラが似合ううんぬんでしいなさんが案外アリかもとかゆってたのは、ああ同じく貴族のゼロっさんで見慣れたからですかそうですかとかによによしたのは私だけで(以下略)
  • 床に倒れたまま手を握ってくるコレットたん萌え
  • ユアンのさんざんな言われっぷりに全米が泣いた
  • つーかゼロっさんあんたこそ重い話のバーゲンセールだったろーがー!(がらっしゃー)(ごろごろ)(萌)
  • ロイドサブイベントはまあ言うまでもなくコレットたんを選択したわけですが、ぎゃーもーコレットたんからその言葉を言われたらどうしたらー(がしゃーん)と思ってたら、それに対するロイドの返答がもうね、あーた何てこと言いやがるいいぞもっとや(以下略) あーまさか公式でロイドくんからその言葉が聞けるとは思ってなかったよはぁはぁもうほんと(そういう流れはないんだなーと諦めてただけに)大満足した!!(笑)
  • ラスボス後の無駄に熱の入りすぎた自作自演っぷりに壮大に吹いた。エミルは演技派すぎだろJK(だがそれがいい)

……ってエミマルに触れたのがそんな話題だけなのはどうなんだ(笑) いや最後まで二人はどうなるのかなーと見守る中で萌えなかったわけではないのだけれど、本編中のエミルの状態がわりとあやふやな印象なので、本編時間軸は掘り下げにくいなーとかもがもぐ。ED後は軽く妄想してみたくはあるんだけど、文字に起こすところまで行くかは微妙かなあ……時間があればやってみたいんですが。個人的には一番萌えた、というか気になったのはラタトスクモードのエミルかな(わかりやすい) 中盤頃とかはほんともうね、あれはしっかり掬い上げてやらな!(笑) とか全力で思ってはいた。

デクスとアリスちゃんについては、もうちょっと掘り下げが欲しかったというか、むしろこの二人に関してこそマルチED対応が欲しかったところ。2周目以降だと生存ルートが選べるとかあっても良かったんじゃね?! みたいな! 正直(あそこまでのキャラを作っておきながら)勿体ないなーって感じは否めない。

システム面については、戦闘開始時の一時停止っぷりが気にはなったけど慣れればね、慣れれば……。GCみたいなロードレスを期待してたせいで最初はわりとガックリしたけど、うんやっぱ慣れれば何とでもなるよねっていう(笑) ダンジョンのパズルがやたら面倒なのが多かったのは、先が気になる前作スキーとしてはわりとイライラした(笑) まあ前作にあったパズルがそのまんまだったりしたのはちょっと嬉しい反面また解くのかー!って頭抱えたりもしたなあ。あ、あとできればバッドエンドのマルタ日記は声入れて欲しかったな、その方がより悲壮感が出て良かったと思ってみる(自作自演に盛大に爆笑した後勢いのまま二人を倒してバッド直行しましたが何か)

うーんやっぱりクリア直後なんで色々まとまらないんですが総評。ロイドという「心変わりした前作主人公」の存在は話のキーであったとはいえ、全体的に見ると完全なブラフでしかなくて、前作メンバーは結局誰一人として変わってなかったという流れ——つまり、「TOS後/ラタトスク後」と明示しなくてはならないほど「TOS」の本質が変わった話ではなかったというのは、同人屋的には有難かったなあと(ぉ 前作キャラからしたら、「世界にまた問題が発生したんで自分たちなりにいつも通り対応しました」ってだけだよね今回の話って。まあ確かにロイドの評判については変わってしまっただろうけれど、TOS後でも再生の神子御一行へのバッシングはあったわけだし(しかもその時、特に槍玉に挙げられていたのはコレットたんだったようだし)、だから大筋としては変わってなくて、二年前の振り出しに戻った(但し矛先はロイドに集中してる)だけみたいな。前作キャラの魅力はそのままに、続編の主役が食われることなく、前作キャラ×続編キャラの共闘までやらかしてくれた事には素直にGJと言ってみる。いや本来ならそれが普通なんだろうけどね、うんこうほら続編というと前作主役に食われ気味だったり、続編主役を立てるために前作主役を貶めたはいいけどそのために色々が犠牲になりまくってたりとかね、いやうん何とは言わないんだけれどもそういうの最近よく見たなあっていう!(……)

にしてもリヒター絡みはこう色々至れり尽くせりでサービス良すぎだろ、と思わないでもない(笑) べ、別に(ED後はシチュも時間軸も無考慮で好き勝手できそうなのが)羨ましくなんてないんだからね!(……) つーかあれこそ完全なる閉じた世界だよなあ……、とロアルカ者的な思考で苦笑してみる。

まあ何はともあれロイドサブイベント万歳! ということでひとつ(えー)


2008-07-21 今更ながらあの閉じた世界の完璧っぷりに無駄に戦慄してみる この日を編集

_ [雑記] 近況

ええと……とりあえず私はギアスR2#15をピンポイントで見返しすぎだとおもいました。いや他にもSTAGE25とか色々見返して一人で悶々とぐるぐるしてましたが。うああこれはほんとどうすれば泣けばいいのか笑えばいいのかー!(ごろごろ)

細々と進めてたマナケミアは11話まで来たのでもう少しですかね。あと遙か4をちょっとだけやりました。ってもようやく2章に入ったところですが、うさんくさい声の三木眞のセリフが逐一無駄に変態気味(褒め言葉)で出てくる度に爆笑してるのは私だけでいい。

はるかさんのライブにも行ってきました。行ったのは13日の方ですが、アルトネリコ関連もやるよと聞いてたのでじゃあ(ヒュムノスでないけどAT楽曲の)「Hartes〜」あたり来そうだよねーと思ってたら本当に来て、予想済みだったにも関わらず曲が始まるまでの数秒間半分ぐらい頭真っ白だった!(笑) そして喋れないので握り拳打ち付けて隣と会話した!(ありがとうありがとう!) 何このリアルラクシャクライブ、感動ってレベルじゃねーぞ! 普通にぐすぐすしながら手拍子して一緒に歌いましたありがとうありがとうはるかさん……! ライブ自体も物凄く良かったです。聞きたい曲たくさん聞けたよばんざーい! それから当日お世話になった方々も本当ありがとうありがとーうー! 遅すぎるお礼でごめん!(笑)

とかそんな感じでルルCやらロアルカやらやりたくてしょうがないわけですが、ルルCは展開が展開だけに身動きが取れず、ロアルカは無駄にいちゃこいたのがあれこれやりたいけど書いたところでここには置けない罠だったりでもがもがしています。しゃげー!

_ [バトン] ホームページバトン

南方の萌えすごい人から回ってきたよ! いや本当ラタトスク感想が被りすぎてて吹いた(笑) なんという同士……!(がっし)

●サイト名を教えて下さい
果てしなく趣味の部屋
●サイト名の由来がありましたら…
これといって思いつかなくて、もう面倒だから適当感溢れるやつにしようと決めた結果ああなりました。
●なんでHPを作ろうと思ったんですか?
既に持っていた本館(更新が年ペースでも気持ちは本館)がとあるキャラクターに特化したサイトだったので、他ジャンルの置き場が欲しいなーと。
本館を作ったのは愛ゆえに。
●運営してる時に楽しい・嬉しい事は何ですか?
時々ですが有難いお言葉をいただいたりしたときは素で土下座したくなります(笑)
●では一番辛いことは何ですか?
今の所は特に。あ、時間がなくて妄想を文字に打ち出せない時は辛いなあ。
●サイトのメインは何ですか?
カプとかジャンルのことだったら、今はロアルカ@AT2とアビスかな。
しばらくアビス書いてないけど好きなんだ! 書きたいのもあるんだ! 時間がないだけで!(……)
●力を入れてるコンテンツは?
これといってないような。
いやその、日記にしても更新にしても文字を打つしかないんで……どれも全力でやってるってことにしといてください(笑)
●サイト/作品のこだわりは?
原作重視(設定的な意味で) 元の設定とかキャラクターに惹かれて二次創作に走ってるので、そのへん(キャラクターの口調性格思考回路etc.)を取り違えた何かはやる意味がないなあというか。
ってもエロパロちっくな話は野郎キャラを大いに崩してまくってることが多々ありまくりですねすいませんごめんなさい二次創作エロはファンタジー(原作ではありえない展開という意味で)だとおもいます(こら)
●BLって書きますか?
ものすごい昔に火アリとか書いた覚えが。ってもお前ら仲良いな!ってだけの話でしたが。
世話になった友人へのお礼だったんだ……。今はよっぽどのネタでもない限り無理(笑)
●夢小説は読みますか?
そのジャンルやキャラクターに死ぬほど飢えた時に、ちゃんと読める話を探しに走ることがあったりなかったり。
でもそういうジャンルとかキャラクターにはまることってほんとに稀。
●ネタが思いつくのはいつですか?
移動中と風呂とトイレと寝る前とメセ会話中。
●オンで会ってみたいのは?
実際に会うと緊張して言葉が出なくなるチキンなので遠くから見守らせてもらうだけで(ぉ
って会ったことのある身内から鼻で笑われてる気がするのは何でだぜ!
●回してきたあの人のサイト/作品
この人の萌えのセンスは色々おかしいとおもいます、萌えすぎ的な意味で(真顔)
読みやすいんで最初はさらっと読めてしまうんですよ、でも読み終わった後にぐわーっと来て衝動的に読み返しに走る感じ。
いやあこれはいい萌え→まあ何が良かったって……ん? あれっちょっ待っ何かさっき凄い(萌えな)ことがさらっと書いてなかっ……?!→再読→ちょおおおあーたという萌えすごい人はーーー!!(がらっしゃー) みたいな。いやマジで。
●次に回す10人
はいはいゴールゴール。ネタを探してる人は持っていけばいいと思うな!


2008-07-26 ラインナップに私服クロアビッグタオルが無いとかほんともうね この日を編集

_ [ゲーム] マナケミアクリア

ようやく1をクリアですよ。当然ながらEDはフィロ一択ですが何か?

ゲーム自体は本当面白かったですよー、このご時世に珍しく「ゲーム」として楽しめる大変よいゲームだと思います。あ、キャラの動きがもっさりなのはガストちゃん伝統のお家芸なので気にした方が負けだとおもいます(こら)

以下はフィロEDのネタバレがあるので一応隠すんだぜ。でもわりとロクシスは好きでしたとかちょっと言ってみる。べっ、別に眼鏡じゃないんだからね! 単に中の人効果なんだからね!(それも胸張って言えることでもない)

実はプレイするかなり前からフィロEDの切なさやるせなさっぷりは聞いていたのですが、実際に迎えてみていやほんとねえ……王道スキーのガストちゃんであれば、ふっつーに元気になったフィロとヴェインが小さな店を開いて仲睦まじく暮らしてる所にかつての仲間がやってきて「幸せそうね……」と後ろ手に刃物を隠し持ってるんじゃないかと思わせかねない三点リーダーを語尾に付与した一言を残しそのまま暗転エンドとか——ってあれ?(こら)

ええと冗談はともかく、王道スキーのガストちゃんは何処へ?! と思えてならないエンドでありましたよ。何故安易なハッピーエンドにしなかったのかという点については、少し考えただけでも「これはある意味うまい落とし込み方かもしれない」という結論に辿り着きはするし理解もできなくはないんだけど、だがしかしそれに納得できるかといったらそれはまた別の話的なね! ゲームなんだから夢ぐらい見させてくれたっていいじょないっていうね! まあただ、安易に夢を見させなかったスタッフさんらの気概は全力で買いたくもある。もし仮に、ED図鑑の全てをフルコンプすると蝶ハッピーエンドの道が開くとかいう救済措置があったりしたら全力でコンプしただろうなあ(笑)

個人的には、11章の例のイベントで(ヴェインの願いにより)フィロの病気がちょっと良くなって蘇生→人より病弱だけどフィロわりと元気ED、とかそういう流れを期待してたんだけどなあ。そううまくはいきませんかね。つーか、キャラクエ5話終了=フィロED確定して迎えるイベントだったから、実際そういう伏線にしてるのかなーとか思ったんだけども。はっ、まさか5年も生き長らえてることこそが伏線の行き着く先ってことー?! うううそれはそれで納得はできなくもないけどやっぱりもうちょっと希望あるEDにして欲しかったー!(泣)

でも「5年経過しても生存してる」ということは、卒業からの5年間は少なくとも、皆と一緒にヴェインくんとの約束を果たそうと生きてきたわけで、その間のフィロが不幸せなわけはないと思うんだよね(辛いことがなかったわけじゃないだろうけど) そこでやがてフィロが力尽きてしまう日がやって来たにしても、フィロとしては幸せな人生だったと思えるんじゃないのかなあ……そう考えるとやっぱりあのエンドはハッピーエンドと位置づけられてもおかしくないのかなあ、かなあ……。でもやっぱりちょっと切ないんだぜ。

2も気になるけど時間が足りてないのでベスト版が出るまで待つ感じで。しかしPSP版のガストショップ特典とかほんとどうしてくれよう……まあいつものことと言えばいつものことなんですけどね! くそう!(笑)


2008-07-29 で、7月予定って書いてあるインフェルちゃんオンステージまだー? この日を編集

_ [ネタ文] Second Promise(ヴェイフィロ)

誰かヴェイン×フィロのうまい略し方を教えてくれませんかのう。ヴェフィ? ヴェイロ? どっちにしてももはや原形をとどめてない感が漂うのは何でだぜ。

というわけでフィロED後のヴェイフィロ(に落ち着いてみた)っぽい補完。いつだって物足りないEDに対して捏造三昧、それがアタイのジャスティス!(……)

EDでのイゾルデ先生の発言(卒業後のヴェインに人並みの静かな生活は望めなさげ)+5年後には寝たきり生活に近そうなフィロの病状からして、各地を放浪しながらの研究とか無理だよなどこか居を構えて看病しつつの研究がベストか(普通に病院入れたとしたら薬持ち込めなさそうだしそもそも頻繁に見舞いに来たら(ヴェインの存在価値的に)妙な噂立ちかねないし)、とかまあ以下はそんな感じの前提でよろしく!


「ねえ、ヴェインくん」 「うん?」  半身を起こしたフィロの肩にストールをかけながら返事をして、傍らのイスに腰を下ろした。  そうして話を聞く態勢を整えてから、改めてフィロを見やる。 「今更といえば今更なことなんだけど……」  フィロは毛布を見つめたままで、こちらを向く気配がない。  その表情は下ろした髪に隠れがちでうまく判別できない。うん、と相槌だけを打っておく。 「わたしが病気にかからなかったら、ヴェインくんは……ここには、いなかったんだよね」  彼女の言う「ここ」というのは、二人(と一匹)で住んでいるこの建物のことではない。そう理解して、再びうん、と頷いた。 「フィロ、僕は……」 「あっ、違うのそうじゃないの、そういうことじゃなくて」  まだ何も言ってないのに強引に遮ってきたフィロの顔には、ぎこちなさの残る笑みが浮かべられていた。  鈍感という自覚ある自分にも「ぎこちない」と感じられたのは、付き合いが長いせいだろうか、それとも。 「……今日ね、学園にいた頃の夢を見たんだ。それで、なんとなーく色々思い出したり考えたりしてて」 「へえ。どんな夢だったの?」 「んー、忘れちゃった。夢って起きた瞬間は覚えてるのに、思い返してるうちに忘れちゃうよね。うん。今日のもそんな感じ」  そんなものだろうか。  とはいえ、自分はあまり夢は見ない方なので、彼女が言うことの方が正しいのだろう。 「不思議だよね。わたしが病気になって、ヴェインくんのお父さんがわたしを助けてくれて……」 「それで、僕が生まれた」  徐々に声を萎ませていくフィロが僅かに俯いたのを見逃すはずもなく――途切れた言葉を続けると、フィロはびっくりしたように顔を上げた。  僕はただ、何もなかったかのようにフィロを見つめた。……うん、ちゃんと顔が笑みっぽくなってる自信はある。 「……うん。それで、ヴェインくんはわたしの病気を治してくれるって約束してくれて……なんだろ、巡り巡ってるみたい」 「確かに。円環みたいだ」 「そうかも」  学生時代にさんざん頭を悩ませた記憶が蘇ってくる。  込み上げてきた何か――懐かしさ、だろうか――に僕らは小さく吹き出した。 「ヴェインくん、わたしね」  ひとしきり笑ったあと、今度はどこか気恥ずかしそうに、フィロは視線をそらした。 「ちょっとだけ、……ちょっとだけ、約束が叶わなくてもいいかなあって、思ってるんだ」 「え? フィロ――」 「もちろん、ヴェインくんが思ってるような意味じゃないよ? 何て言ったらいいのかな、えっと……約束が叶う日が、もうちょっと先になってもいいかなー、って意味……かな?」  再び俯いた視線の先――毛布に置いた手の指を忙しなく動かしながら、フィロは頬の赤味を増量させていく。 「ほらその、ヴェインくんは約束を守ろうとしてくれてて、その、それで……わたしがヴェインくんを一人占めしてるみたいになっててて、でも皆だってヴェインくんと会ったり話したり遊んだりしたいんじゃないかなとか思うし」  どんどん早口になっていくフィロは、じっと見つめてくる視線に気付いているんだろう。  けれど、話しかけてきた時と同じで決してこちらを見ようとはしなかった。 「悪いなあって思ってるんだけど、でもその、ちょっとだけ……嬉しいなって。ヴェインくんと一緒に居るの、楽しいし、嬉しい」 「フィロ……」 「だから、約束が叶うのがちょっとぐらい先延ばしになっても、それはそれでいいかなって――……あ、あはは、何言ってるんだろわたし」  気にしないで、と笑い飛ばそうとしたフィロの手を、先んじてきゅっと握った。 「……ヴェインくん?」 「フィロ。もう一つ、約束しようか」 「も、もう一つ、って……?」  目をそらされないように、じっとフィロの瞳を覗き込む。  以前ならうまく言えなかったことも、――今なら、ちゃんと言葉にできそうだから。 「必ずフィロの病気を治す。これが一つ目の約束だよね」 「う、うん」 「だから、もう一つ。フィロの病気が治った後も、ずっとフィロと一緒にいる、って」 「え……?」 「フィロの病気が治ったとしても、その後に……その、副作用みたいな何かがあるかもしれない。だから、元々病気が治ってもしばらくは一緒にいるつもりだった。でも、それだけじゃなくて」  口の中が妙に乾いた気がして、唾液を軽く嚥下する。  不自然に空いた間に、フィロが小さく復唱してきた。 「……なくて?」 「病気が治りました、じゃあさよなら、……なんて、寂しすぎるよ。僕も、フィロと一緒にいるのは楽しいし、嬉しいって思う」 「ヴェイン、くん……」 「それに、学園に入ってからずっと、フィロと一緒に過ごしてきたようなもんだし。急に、その、側にいなくなったりしたら、変な感じが――」 「にゃあ」  拙い言葉に不躾に割り込んで被せてきたのは、いつの間にか部屋にやってきていた黒猫だ。 「サルファくん!」  フィロの呼び掛けには応じず、猫は僕の方をじっと睨んでくる。 「……そうだね、一緒にいる期間ならサルファの方がずっと長いか……」  ようやく気付いたか、とばかりに鼻を鳴らすと、猫はひょいとベッドに飛び乗った。 「そっか、そうだよね……って、え」  猫が当然のように丸くなったのは、毛布のかかったフィロの足(正確には太股)の上だ。  素直じゃない猫の優しさに苦笑しつつ――やや戸惑い気味のフィロを諭すように、優しく告げる。 「サルファも、フィロとお別れするのは惜しいって」 「え?」  僕は知ってる。  フィロが昼間起きている時、日向ぼっこだとか温かいからとかいう理由で――もう言葉は通じないけれど、目が合った時にそう言い訳している気がした――、サルファがフィロの膝上を寝床にしていることを。  そうやって、フィロに何かあった時に備えてくれてるってことを。 「フィロの膝枕……っていうのかな、これも。まあともかく、気に入ってるみたいだから、サルファ」 「サルファくん……」  フィロは猫の背を撫でようかどうか迷って、やがてそっと指先だけでその毛並みに触れた。  猫はごろごろと喉を鳴らしもせず――けれど、されるがままじっと動かなかった。 「ね、フィロ。二つ目の約束、どうかな」 「……うん」  随分間が空いてから、震える声が返ってきた。 「あ、あれ? や、やだな……悲しくなんか、ないのにっ……」  フィロは伏せていた顔に両手をあてて、ごしごしと目の辺りを擦った。  だいぶ乱暴なやり方だったので、やんわりと止めさせる。 「フィロ」 「ほ、ほんとだよ? 嫌とかそんなんじゃなくて、……嬉しい、のに。すごくすごく、嬉しい、のに……!」 「うん。わかってる」  だからいいよ、と主語もなく告げると、フィロは一つ大きくしゃくりあげてから、ぼろぼろと大きな粒をこぼし始めた。


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 一応恋愛感情は込みではあるけど、比重的には家族・仲間的なかけがえない存在としてどうこう、って方が高そうな感じ。二人ともそっち方面は疎いちゅーか未発達なイメージが。  後になってこんな約束したんだよって周囲に話したらいやそれって思いっきりプロポーズじゃない、とかツッコまれて初めて気付いて二人それぞれに動揺したらいいとおもいます。
 看病と研究の甲斐あって、普通の人よりは短いけれど当初想定されてたよりはずっと長く、皆と一緒に生きることができて私は幸せだったよ、ってなったらそれでいいなあと思う派の私です。  そしてヴェインはそのまま放浪の旅に出て姿を消したらいんじゃね、とか思ったりしてて本当にすいません(色々台無し気味)
 などと補完なのに色々台無しにしつつ(最低だ)、これはマナケミアそのものを勧めてくれた某さんに捧ぐー! 本当色々ありがとうありがとう!(がっし)


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