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日々是ダメ人間/雑記

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2007-11-17 よっしゃ8歳差展開ばっちこい

_ [雑記][アルトネリコ] マイナーの片隅でマイナーを叫ぶ

ルカはかわいいなあ!

ルカが好きなクロアが好きすぎてクロルカじゃなかったロアルカが好きでルカも好きでたまりません。クロアビジョンのルカは可愛すぎだろ常考。おかげでルカを愛でたくて仕方がありません。ほんとおかしいだろあの眼鏡ムッツリとがんじらがめすぎるドロデレ(萌)

とりあえず叫んでおきたくなったので叫んでみた。いいんだ私がマイナーなのは今に始まったことじゃないさ……。あーもう本当人に勧めたくても勧められないゲームだよアルトネリコ2!(笑)

さっき何気なくクローシェルートを始めてみようかなと分岐点のデータをロードしましたが気が付いたらルカたんを選んでいて、いややるなら最初からきっちりやるつもりだし、とそっとリセットを押した私ですいません。……うん大人しくロアルカ書き終わってからにするよ他のルートは……。

_ [ネタ文] perception of reality(ロアルカ)

色々思うところあってぐるぐる考えていたら無駄に恥ずかしいセリフを言いまくるクロアが書きたくなったのでカッとなってやった。反省はしていない。

というわけでED後クロルカもといロアルカ。


 目が覚めて、背中や顔を伝う汗の冷たさに、思わずシーツを握りしめた。  そして、自分は一体どんな人間だったっけと空回りする頭で考える。自問した答えはいつまで経っても出てくる様子がないことに愕然とした。 「ルカ、……ルカ、どうかしたのか?」  腹筋で勢いよく起きたあと微動だにしない私を覗きこんで、誰かが心配そうに名前を呼んでくれた。  目の前に現れた顔にゆるゆると焦点を合わせていく。 「……クロア」 「おはよう、ルカ。大丈夫か?」  挨拶はともかく、続けて言われたことの意味がわからない。 「顔色が良くない」  不思議そうにクロアを見返した私の額が、ぺたんと何かに覆われた。わりと皮膚が固めの、ちょっと大きい手のひら。  いつだって安心させてくれる暖かさが、何故か今日は染み入ってこない。 「熱はないみたいだけど、……だいぶ汗をかいたみたいだな」  言われてみれば、寝間着とか下着が張り付いていてあまりいい気分がしなかった。 「悪い夢でも見たか?」  聞きながら、クロアは額に張り付いていた前髪を避けてくれた。  悪い夢。――夢?  あれは夢だったんだろうか。  私はクロアの顔をまじまじと見つめた。  ここにいるクロアは夢? 夢で見たクロアが本物?  目覚める直前まで見ていたクロアはどんなだったっけと記憶を辿りかけて、 「――っ」  まず先に嫌悪感が走った。  知らず表情を歪めた私の両肩が、力強く、けれど優しく掴まれる。 「ルカ」  ぼやけ始めていた視界が一気に引き戻された。 「……クロア」  発した声は思った以上に力が入ってくれなくて、情けないことこの上なかった。  ルカ、ともう一度名前を呼ばれたことに安心して、でも同時に奇妙な恐怖感を覚える。  私は震える声で尋ねた。 「クロアは、わ……私のこと、好き?」  目を大きく見開いたのはほんの一瞬だった。 「ああ。好きだよ」  クロアは即座にそう答えてくれた。  優しくて力強い笑み――途端、夢の一場面がフラッシュバックする。 「く、クロア優しいから、他に好きな子がいてもそう言ってくれてるとかっ」 「俺が好きなのはルカだ。他の誰でもない」 「じゃ、じゃあ友達としてとか幼馴染みとしてとかっ……」 「それもない。俺は恋人のルカのことが好きなんだ。というより、愛してる」 「……ほ、ほんとに……?」 「誓って言う、本当だ」  そう断言したあとクロアは、夢の中の俺がどんなだったか気になってきたな、と微妙な表情で呟いた。  夢の中のクロア。  さっき、私じゃない人に向かってやたら情熱的にアプローチしてたクロアは、本物じゃなくて、夢だった。本当に?  今私の目の前で、私のことが好きって何度も繰り返した挙句愛してるとまで言い切ったのが、本物のクロア。……本当に、それが現実? 「――ってえ!」 「……ほんとだった……」  クロアの頬を軽く抓りつつ、まだどこか半信半疑のまま、さらに注文をつけてみる。 「クロア、あの、……ぎゅってして欲しいんだけ、ど……だめかな」 「いいけど先に手を離してくれ」  私の手から力が抜けて、膝の上にぽとんと落ちる――その前に、私はクロアの腕の中にいた。  肩口と後頭部に添えられた手には予想以上に力が込められていて、ちょっと押し返したくらいじゃ抜けられそうもない。  正直息がしずらいし、微妙に格闘技でいう「固め」られちゃった感がなくはないけど、でもそれでよかった。  こうして苦しいってことはつまり、これは間違いなく現実ってことだから。 「――クロア、大好き」  声はだいぶくぐもってしまったけれど、こんなにも側にいればちゃんと聞き取ってもらえる。  俺もだ、と耳元で囁かれたのは、言ってからきっかり一秒後だった。


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 ルカスイッチの入ったクロア(ルカに対してクロアのムッツリ分が表出すること)(例:CS9冒頭で失敗選択肢を選んだ場合等)の声が聞いてて大変恥ずかしいのがいけないとおもいます。  このあと、
「もう平気そうだな」 「うん。クロアが側にいてくれたらこの先もきっと平気だよ」 「そうか。……なら、もう悪い夢を見ないよう、毎晩添い寝でもするか?」 「……っだ、だめ! 絶対にだめー!」
 などというオチがあったりしましたが、たぶん私(ら)の中でのクロアは、世間で認知されているよりも数段上のムッツリとして認識している気がしたのであえて入れませんでした(……)  いやでもクロアは確実にムッツリだよそれもすっげタチ悪いタイプの(真顔)


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