2007-10-08 バレバレの嘘をつく・どもる・逃げるの三拍子揃った今世紀最大のツンデレ(の鑑)を見た
_ [雑記] 満腹三昧
連休中は西方に飛んでありえない美味さを誇るケーキバイキングとか行ってきてました。お世話になった皆々様に蝶感謝。ありがとーありがとー!! 激しく楽しかったです萌え。
ところでギアスDVD全巻収納BOXの実物を見せてもらったのですが、ルルの面を見る度に訪れる途方もない違和感に終始素で吹きまくっていたのは私だけでいい。本当に何度見ても飽きることなく吹いてました。そんな私を遠い目で見やっていたり華麗にスルーしたりしていた皆様本当あのええとすいません。でもだってあの下半身とゆーか足の長さとかが!! 長さとかが!!(ばんばん) あとCLAMPが描くとゆかなは本当に魔女顔になるねえとかしみじみ思ってみたり。騎士姫は大変に純粋に萌えた……(そして面を回して姫魔女にハァハァしてさらに回して吹いていた)(かわいそうな人ですいません) あっいや自分ルル好きですよ?(存在を微塵も感じさせない説得力)
それから裏でぱちぱちして下さった方ありがとうございます……!(平伏)
_ [ネタ文] heck of a man(ルルC)
下の方にあるルルゆかなの続き……のつもりだったのに気が付いたらほとんど繋がりがなくなっていたという話(一応下にある話の後日談ではあるのですが)
時間軸は#16直前。ドラマCDとかをちゃんと聞いてないので、既に公式で語られ済みのエピだったら見なかったことにしてくださ……(……)
「中華連邦へ? 私がか?」 「そうだ。急で悪いが、だからこそおまえにしか頼めない」 手元のキーを忙しなく叩き、様々な情報が流れていくディスプレイを見つめながらそう答えると、返答までに僅かな間が空いた。 「……そうだな。今からおまえと密な連絡を取れて、なおかつ数日ここを離れてもいいような者など、私ぐらいしかいないものな」 「おまえなら多少の機転も利くだろうしな。そのへんの心配も不要だ」 また間が空いた。さっきより数秒長く。 けれど俺はそんなことには構わなかった。ただ単に、大量の情報を整理していて集中力の上がっていた頭が、周囲の状況――例えば、奴の返答する反応時間等――それすらも情報の一つとして、思考の中に送り込んできただけのこと。 別段、意識して奴の返答を待っていたわけではない。 気にしていたのは回答の是非くらいだった。もし拒絶するようなら説得しなければならないな、厄介だがどうにか納得させるほかない、と。 一応、抜擢の理由については納得したようだが――しかし、それで素直に首を振るかどうかはわからない。とかく気まぐれで一方的な女なのだ、こいつは。 視覚から入ってくる情報をまとめる傍ら、説得の言葉を構築し始めた頃、ようやく奴は答えを出した。 「わかった。いいだろう、行ってやる」 「……そうか。助かる」 不要になった言葉の羅列を霧散させながら、相手の素直さに少しひっかかりを覚える。 「だが私はパスポートなど持っていないぞ?」 「用意してある。たださすがに急だったからな、明日空港へ向かう途中で受け取る手筈だ。ついでに、変装用の服も一式準備させた」 「つまり、私は明日、空港に行くだけでいいということか?」 「そうだ。空港には俺も行く。荷物の受け取りもあるからな」 行き先は中華連邦。 そこはこの女にとって、無関係な土地ではないはずだった。 俺はそれをわかっていながら、しかし他に使者としてお膳立てできる人材が見つからず、依頼し、了承を得た。 (……ひどい男、と言われても反論はできないな) だがそれでも、目的のためには必要なことなのだ。俺と、この共犯者――両者の目的を叶えるためには。 (つまり、お互いひどい人間だということか。そう考えると、俺達は意外に釣り合いが取れているのかもな) タタン、とキーを操作し、PC上のアプリケーションを終了させる。必要な情報、連絡、これでだいたいは揃ったはずだ。 「ルルーシュ」 終了処理に入ったディスプレイから顔を上げ、声の方へと首を回す。 いつものようにベッドに座ったC.C.が、こちらへ右手を差し伸べていた。数日前の、ビルの屋上と同じように。 室内は幾分暗い。C.C.は起きていたが、部屋の明かりはほとんど落としていた。煌々と明かりを付け、毎晩徹夜していますと主張するわけにいかないからだ。(ちなみに昨日はもっと夜遅くまで点けていた。) 「……何だ」 「来い」 端的な命令だった。理由もない。 だから、こちらが従う理由もないはずだった。 「……」 それなのに何故か俺は立ち上がり、素直にベッドへと歩み寄っていた。C.C.の差し出す手の前で足を止める。 おそらく、近寄らなければ理由が聞き出せないだろうと、そう思った。 そして、聞き出したら最後、嫌でも従わざるを得ないのだろうと、そう予感していた。 ――だというのに拒否しなかったのは、何故なのか。自分にもよくわからなかった。 ただ――そう。 わからなかったから、ただ近づいただけで、その白い手を取ることはしなかった。 目が慣れつつある暗がりの中で、目を合わせていたC.C.がふっと笑う。 「明日から、おまえはこのベッドを一人で使うことができるわけだな」 「そうだな。というか、元々そのためのものなんだがな」 「寂しい発言だな。それだから童貞なん……いや、もうそうではなかったんだったな?」 「……黙れ。用件はなんだ!」 くそ、真面目な話かと思った俺が間抜けだった。 こんなしょうのないやりとりをするぐらいなら、まず明日の最終確認の通達を入れて、それから――とにかく、やることはいくらでもあるというのに! 「おまえの久方ぶりの独り寝が寂しくないよう、ネタをやろうと思ってな」 「……ネタ?」 「自分を慰めるためのネタさ」 「なっ」 口元の笑みをにやにやしたものに変えたC.C.は、差し出したままの手のひらの、指先だけをくいくいと何度か曲げてみせる。 それが「もっと近寄れ」というジェスチャーだと理解してようやく、停止しかけていた思考が再回転を始めた。 「余計なお世話だ!」 急速な再起動だったせいか、どこか空回りしている。違う、反論すべきはそうじゃない……! いっそ細くて白い手のひらを払ってしまおうかと思ったとき、すとん、とその手が落ちた。 C.C.はこれ見よがしにため息までついてみせてから、じろり、と半眼でこちらを睨んでくる。 「……明日、私は使者として向かわされるんだぞ。それも一人で。おまけに出発前夜に事後承諾みたいな形で」 つまり――不満だと、そう言いたいのか。 ただ、その不満の本当の理由は、羅列された中にはないように思えた。奴が言いたいのは、そうではなく―― (俺がひどい男だと、言いたいわけか) なるほど。合点がいった。 「少しはこちらの言うことも聞け」 再びC.C.の手が突き出される。 大仰にため息をついてみせてから、俺はその手を取った。
別に、罪滅ぼしとか、そんなつもりはない。 ただ……この女にばかり負担をかけさせるのは共犯者としてフェアじゃないと、そう思っただけだ。
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えろに続きそうですが続きません(気力が足りませんでした)(つーかこの段階じゃさしてルルは目新しいこともしなさそうだし書いてもおもんなさそうというか)(あんた) 本当はせめてちゅーぐらいはやったろーと思ってたのですがうまくまとまらなかっ……(がくり) 気力が出てきたらそこだけでもリベンジしたいであります(「えろに続け」と言われたらさらにもっと頑張れるかもしれない、とか誘い受けしてみる)(ばくしょう)
はじめまして。<br>貴方の書くルルCCとても好きです。<br>もっと続きを書いてください。
わわーありがとうございます……!(あわあわ)<br>有難いやら申し訳ないやらでがったがったしてますがとりあえず調子に乗ってみました!(笑)<br>ご期待に添えられていればよいのですがっ。あわわ。すいません本当にありがとうございましたー!(落ち着け)