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日々是ダメ人間/雑記

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2007-12-28 P501のクロアの描写っぷりとか漫画版はほんと一人の存在としてクロアが生きてるよなあ

_ [ネタ文] cross my heart(ロアルカ)

今月のBLADE見てついカッとなって(以下略)ED後ロアルカ。

いや今月のBLADEの内容とは何ら関係なく、ヤマもオチも意味も内容すら皆無な短い話ですが。


 クロア、と呼ばれた名前に隣を見ると、細い両腕を差し出したルカがいた。  何だろうと目で問いかけるも、ルカは何も言わず、ただ手のひらを向けるばかり。 「……」  とりあえずその両の手をとって、ゆるく握ってみた。が、ここからどうすればいいのかわからない。  手持ち無沙汰なので、ひとまず軽く上下に揺すっておく。 「……もう、違うよ」  やはり正解ではなかったらしい。不満そうに口を尖らせたルカが手を引いたので、こちらも手を外した。  そして再び差し出される両手。 「……ごめんルカ。どうすればいいんだ?」  素直に白旗をあげると、もー、と呆れ気味に呟いたルカが、こちらの手を取る。  そうして引っ張られるままに、ルカとの距離が一気に縮まった。というかなくなった。  唐突な展開にわけがわからぬまま、こう、とルカはこちらの手を誘導して――気が付けば、ルカに抱きつくような体勢を取らされていた。 「ルカ……これで、いいのか?」 「うんっ」  上機嫌の肯定が返ってくる。  互いにソファに座ったまま、小柄なルカに抱きついている――抱き締めている、ではないのがポイントだ――わけで、どちらかというとあまり楽な姿勢ではない。  ルカの方も、少なからずこちらの体重がかかっているだろうから、長く続けさせるのは止めておくべきか。  えへへ、とルカは嬉しそうに笑って、腕を背中へ回してきた。ぽんぽん、手のひらが優しく背を叩く。 「急に、どうしたんだ?」 「んー? なんとなく、かなっ」  一応記憶を探って、物欲しそうな顔をした覚えはないことを確認する。まあ仮にそんな顔をしたら、逆に距離を取られそうな気もするな。  ルカは甘え下手な上にガードが堅いのだ。そんなわかりやすいシグナルを与えたなら、たちまち警戒心レベルがマックスになる。  だからいつだって虚を突かねばならないのだが、何故かいつも予想の斜め上の言動に足場を崩されるのは自分の方という気がしないでもない。  まあもちろん、やられたらやりかえさないとな。それも二倍か三倍くらいにして。だって、そうでもしないとちゃんと思い知らすことができないだろう?  そう――言葉だけじゃ伝え切れていないといつも思うから、仕方なく行動で示す方法を採り続けている。ただそれだけなのだ。 「あのね、クロア」  抱き締める腕の位置を直しながら、――たぶん耐えきれなくなったんだろう――ルカは一気に言った。 「クロアは、私が……その、ぎゅってして欲しいなーってときに何も言わずにぎゅってしてくれるから、だから、私もクロアにそうしてあげたいなーって、思ったんだけど……」  ルカは小さく首を曲げて、動けないこちらの頭へ、自身のそれをこつんとぶつけさせた。 「なんか、だめだったみたいだねっ。……私が一人で満足しただけだもん」 「そんなことはない」 「そう? クロアは優しいね。いいこいいこ」  ルカの手が頭を撫でてきた。手元が見えてないせいか、髪をぐしゃぐしゃにされている、という方が正しい感じではあったが。 「俺は、ルカがそうやって俺のことを考えて、俺に何かしたいって思ってくれたことが嬉しい」 「え……そ、そんなことで嬉しいとか、そんなの」 「俺はそれが嬉しいんだ。というか、ルカが俺のことを好きでいてくれるだけで十分嬉しい」 「え、ええー……も、もう、クロアは欲がなさすぎだよ」 「そうか?」 「そうだよ。クロアはもっと欲張っていいし、わがままだって言っていいと思う」  その言葉をより強く主張するかのように、ルカの腕にさらに力が入った。 (……正直、)  ――欲なんて掃いて捨てるほどあるんだけどな。 「……え」  ほらたとえば、 「あの、わ、ちょっ」  こんなふうに、 「まっ、くろ――」  少し体重をかけただけで、ルカはあっさりとソファに倒れ込んだ。もちろん、こちらを抱えた――否、抱え込ませたまま。 「く、クロア、お、重い……!」 「ああ、ごめん。でもルカが離してくれないと俺も動けない」 「もうとっくに離してるじゃなわひゃ?! っく、クロアやだっ……ほ、ほんとにっ、だめー!」  じたじたと無駄な抵抗を続けるルカに、大人しく引き下がるか、それとも。
 こんなに欲張ってるしわがままも言ってるのに、さらに言っていいとか――本当にいいのか?
 ただ、そう聞いたらきっとだめ!と言われるに決まっているので、それは心の中で呟くだけにした。


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 ルカたんとクロアそれぞれをさんざん甘やかしたいと思って病まない(病気)私ですいません。つかまだまだ甘やかし足りないとか思ってる私は本当大丈夫か。
 それにしてもムッツリばっかりで申し訳ない。本当はもっと真面目な眼鏡も書きたいんだぜ……。

_ [アルトネリコ] 今月のBLADE(のAT2漫画)

ネタバレそのものは言ってないけど近いものは言ってる気がしないでもない……ので隠す。というかAT2知らない人には何が何やらだと思うので隠しておいた方がいいか(笑) そういえば携帯とかからだと見えちゃってた気がするので、お気をつけ下さい。

冬祭り前日にBLADE祭りとかどんだけー! とか思ってたけどうんなんていうか別の方向でしゃげー! みたいな! いやちょっ、こ、これで来月まで待てとかどうしろと鬼ですかー!(笑)

ぶっちゃけた話、先月号までの流れで最高潮まで盛り上がったクロアが、あのある意味無防備すぎて触ると危険的なルカたんに、謝らせてもらうどころか全力で地の底まで叩き堕とされたりするのかしら(そしてそこから這い上がってきてくれるのかしら)とうきうきしたりしていた私ですいません。いやうんそんなゲームみたいなグロい流れはなしにクロアが熱血に解決っていう展開もちょっと想像してた! それでもいいばっちこいとか思ってた! でもまさかルカたんとの関係が曖昧なままでクロア空気化フラグとかそれはマジ予想外だったー!!(ばくしょう)(いやわりと笑い事でも)

でも相変わらずココナアマリエの本編空気組(……)の可愛さったらなかったよほんと可愛い蝶和む萌え。タルガーナについてはもう本編と比べたら死亡フラグと引き替え並の破格の扱いだなとか思ったのは私だけでいい。

漫画版はほんとキャラがそれぞれ一個の人間として存在して生きてる感じがするよ。……ってそれ物語として別にすごい普通で当たり前のことだよな……あれ?(笑)

_ [雑記] 祭り前夜

明日からもう冬祭りとか信じられないですが現実のようなので楽しんでこようと思います。年明けから修羅場再びなので色々発散したり充填したりしてこよう。しかし本当11月とかロアルカ言ってた記憶しか残ってないのは何でだぜ。

そういえば今夜は遙か3アニメですね。いやうんわかってる、アニメ化発表された時からゆずゆについてはこれっぽっちも期待なんぞしていない! ポジション的にさすがに出番ナッシングということはないもののきっとセリフは「先輩」「兄さん」「(技名のどれか)」にプラスアルファ程度だとわかってる! わかってるんだ……ッ!(だんだんだん)

感想がここに書かれるかアニメ用の方に書かれるかで私がどう受けとったかを察していただければ幸いです。

では、冬祭りでお世話になる方々よろしくお願いします(深々) 行かれる方、同じ空気を吸いましょう。


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