トップ «前の日記(2008-01-05) 最新 次の日記(2008-01-14)» 編集

日々是ダメ人間/雑記

内容は基本的にネタバレ有りです。
SSをお探しの場合は、右下の「ネタ文」をクリックすると一覧が表示されます。

2006|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|07|08|09|10|
2010|01|02|04|06|07|10|11|
2011|01|
2012|01|
2013|01|06|
2014|05|09|
2016|01|02|03|04|08|

Categories | アニメ | アルトネリコ | ゲーム | ネタ文 | バトン | ラノベ | 雑記


2008-01-12 物理的か精神的かと言われたらクロアは後者だよね(エロさの方向性的な意味で)

_ [雑記][アルトネリコ] まあうんわかってた

ルカのドラマCDの詳細が出たようですが、ジャケ絵やあらすじを見るに空猫が(少なくとも話の序盤ぐらいは)わりかし出番多めに頑張っちゃう流れとしか思えない、にも関わらずキャスト表記に当人の名前が見当たらないのは何でだぜ? というわけでキャストの遊佐クロアの文字はうん話半分で見ておこうかなあとか思っているかわいそうな人種です。そもタルガーナの中の人が変わってるのもどういうフラグなんだ……単に予算とかスケジュールの都合ですフラグなのか、まあ所謂いつものガストクオリティ(公式サイトやAT2本編内で散見されるわりと目に付く台無し気味のアレとかソレ的な意味で)なのか判断に困る(こら)

てかあのキャスト表記が本当なんだとしたら、あげなあらすじの物語の中で子安に諏訪部に空気犬(こら)まで登場させるって一体どんな展開にするつもりなんだ逆に気になってきた(笑) まあでも「ルカ」の一言のためだけに遊佐クロアが呼ばれるんだったらどんどんやるといいとおもいます(真顔) いやセリフは多ければ多いほどいいですけどね! だが「ルカ」の発音バリエーションが3種類ぐらい聞けたらもう万々歳とか思っている私がいる。

えーと明日、じゃない今日からちょっと西方へ旅立ってきます。まだ仕事の方で修羅が続いてるので癒しを求めに……。てか今週はわりとネガキャン気味だったのでそろそろムッツリ分を補充したいなあ。いやここに来るまで無駄にムッツリばっかりだったからこれはこれでいいんじゃという気がしないでもないですが。まあうんその何だ、とりあえず無駄にいちゃこいてるだけのロアルカが見たいんです先輩(……)

_ [ネタ文] オチない話(ロアルカ)

ED後ロアルカ。西方移動中に何でもいいからロアルカの会話が書きたくなりついカッとなって以下略。冗談抜きで普通にオチてないマジすいません。


 明日の資料を受け取ってから自室に戻ると、約束していた相手が僅かに留守にしていた間に来ていたらしい。 「ルカ、来てたの」  か、と言い終えることはできなかった。その代わりのように、ばたんとドアが閉まる。 「……それは」  眼前の光景にかろうじて搾り出せたのはそんな指示語ぐらいだったが、相手としてはそれで十分意図を汲み取ってくれたらしい。 「え、えへへ、クローシェ様がね、寝るときぐらいちゃんとした服を着なさいって用意してくれたの。もちろん、私は今までどおりで構わないんだけど、ていうかどっちかいうと着慣れなくてなんか寝付けなかったりしなくもないんだけど、せっかく用意してくれたのに着ないのも悪いしもったいないし」  ルカはこちらが聞きたいことを洗いざらい自ら喋ってくれた。自白剤要らずとはこのことだ。 「あっ、これクローシェ様には内緒だからね!」  彼女の言う「これ」がどこからどこを指すのかがイマイチわからなかったが、たぶんクローシェ様が身に着けていたものよりさらにひらひらを増量させたような、おそらくさわり心地のいいシルク素材あたりでできたネグリジェ姿でこの部屋に来たこと自体を対象にしておくべきだと判断しておいた。  ああ、後でルカにも口止めをしておこう。何かの弾みで口を滑らせかねない。  ドアのところで棒立ちのまま動こうとしなかったせいか、ルカは腰を下ろしていたベッドからすっと立ち上がって、数歩歩み寄ってきた。  結果として、部屋の中ほどぐらいで止まる。ひらひらした裾から覗く素足が無駄に眩しい。 「や、やっぱり変、かな。変だよねっ」 「いいや」  ろくに反応を返さなかったせいで勝手な解釈に至ったらしいルカの言を即座に制した。 「そんなことない」  ルカの全身を頭からつま先まで眺められるギリギリの位置まで、ゆっくりと距離を詰める。  体の前で両手を組み、今にも頭でも下げてきそうな姿勢で、ルカは上目遣いを向けてくる。  正直凶悪すぎたが、堪えきれないことはない。今のところは。 「良く似合ってる」 「ほ、ほんとに?」  ああ、と頷いてやると、ルカは照れ臭そうにはにかんだ。 「良かった」  それから、ルカはちょっと迷ったように視線をうろうろさせ、おずおず、と再び上目遣いを向けてくる。 「クロアは、そのぅ……こういう格好の方が好き、なのかな」 「そうだな、今みたいなのは可愛いらしくていいと思う」 「あ……う、うん服がねっ」  聞いておいて自ら否定するルカには、内心苦笑せざるを得ない。 「俺としては中身もないと困るな。というより」  全身については最低限脳裏に焼き付けたので、残していた距離を大股で縮めた。 「一番重要なのは中身で、俺が一番好きなのもそれなんだけど」  髪留めが外されて肩にかかっている髪の毛を手にとった。ストレートのはずの細い髪は、手の中でゆるくカーブを描いている。 「髪も合わせてあるんだな」 「あ、うん。ちょっとだけ巻いてもらったの。何かその……や、やっぱり、ふわふわしてて私っぽくないっていうか」 「そうか? 可愛いと思うけど」 「う。そ、そう……?」 「まあ、どんなルカだって俺からしたら可愛いし」  ルカは一瞬面食らったような表情をして、慌てたように何かを言おうとしては口をつぐむ、ということを繰り返した。  そうして、あちこちさ迷わせていた視線を戻した頃には、その上目遣いに何故か恨みがましいものを伴わせたりしている。 「……クロアはそういうこと言いすぎっ」 「そうか? 別に嘘は言ってないし問題はないと」 「そこが問題なのー!」  自棄気味に叫んだルカは少し気が済んだのか、黙って不満そうにうつむいた。  ネグリジェの裾をつまんでもじもじさせたりしつつ、ぽつりと言う。 「……ねえ、クロア」 「何だ?」 「そのぅ……こんな格好してきたりして、喜んでもらえたのかなー、とか……」 「当たり前だろ。好きな子が可愛い格好で現れたら、喜ばない方が難しいと思うけど」 「そ、そう……なら、いっかな、うん」  何やら自己完結気味に納得しているルカが、えへへ、と浮かべた笑みにはどうやっても勝てる気がしなかった。


----------------
 オチなどない(最低だ)  ネグリジェ装備中に偶々訪問してきたアマリエが、きっとクロア喜ぶわよーとか焚き付けたりしたらいいとか夢を見たよ。  やっぱアマリエとルカの組み合わせは年相応の女の子同士って感じで大変微笑ましいよね。


トップ «前の日記(2008-01-05) 最新 次の日記(2008-01-14)»