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日々是ダメ人間/雑記

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2008-04-19 今週のトウコウのチェスターにアラロスの諏訪部を見たのは私だけでいい

_ [アルトネリコ] ルカふぃぎゃー届いた

ピンクだ。

仮に魔改造するなら純白か青縞にするなって感じの上着と同色のピンクだ。以上。

というかですね、ルカたんのスカートが短すぎるのはわかりきってたことなんですけど、実際に見てみるとああそりゃあ物理的にパンモロになるのは当然のことだよねっていうかちょっこれはいいのかー?! レベルで素でビビりましたのことよ! だってこれ腿を軽く上げただけで見えるよ?! 軽く走っただけでアウトだよ?! ぶっちゃけ座ったりしたら足閉じてよーと何だろーと普通に見えまくりですが何か?! もう座った時のルカたんの手はスカートの裾で固定だな。つーかあのヒラヒラ長い袖はむしろ座った時に腕を前に置くと自動的に股間を隠すためにあるんじゃないかと思えてきた。そうかわかったぞ、あのパンツが上着(袖)と同色なのは保護色のためだったんだよ!!(なんだってー)

まあ実際あのピンクはパンツじゃなくてアンダースコートとかブルマ系の何かだと思うんだ。まさか見せパンではないと思う(そこに自ら見せるという意思はないと思いたいという意味で) あくまで見えても大丈夫な、パンツの上に履く何かという感じで。いやあれっちょっと待ってこれ裸族のジャクリさん的にわりと勘違いチックな仲間意識のアレとかソレだったりするんじゃね?

でもって何よりこんなちょっと動いたり座ったりしただけでパンツが見えるようなおにゃにょこが夜に宿の自室にやってきて隣に座って会話とか、ムッツリの強靱すぎる蝶理性にはマジ感服するね! うっかりちょっと視線を下に下げようものならパンツ見てるのかと勘違いされかねないマジで。まあ長年こんな格好してるルカたん的にはそのへんは慣れきったことかもしれないけども、でも(ルカルート的に)恋人っぽい相手の視線がちらっと下がったりしたらやっぱり気になってしゃーないんじゃないかと思うわけだよ! だから最初にこれはブルマです的な説明してたらいいよね! でもってED後は時々ブルマレスなスタンダード姿でクロア自室に向かってみるルカさんがいたりしたらいんじゃね! 白とかで!!

とかふぃぎゃー一つでここまで考えさせられるとは予想してなかったよ! 原型師さんは大変良い仕事をしてくれました蝶GJ。しかし飾りたいんだけど埃被るの嫌だしなあ……(うーん) そして再び箱にきっちりしまい込むダメ人間でマジすいません。

まあその何だ、参考画像。 正面からでコレなんだぜ……。

_ [ネタ文] play dolls(ロアルカ)

ええはいついカッとなってやった! 言うまでもなくED後ロアルカ!(脱兎)


 報告のためクロアが足を踏み入れたそこは、一種異様な空気に包まれていた。  ここは確か澪の御子の執務室であったはずだ。雰囲気に気圧されてつい足を止めてしまった彼は、周囲を見渡して確認する。  うん、間違っていない。  そう判断したものの、彼の足は前へ踏み出せずにいた。  室内を満たしているのは端的に言うなら「熱気」である。それも、「過剰な」等の形容を付け加えることが望ましいほどの。  一番熱くなっているのは部屋の主たる御子その人だった。彼女は己を囲む数名の男女に熱っぽく何かを語っては指示している。その様は彼に、ここがファンシーショップか何かではないのかと錯覚させ、場所の確認までさせてしまったのである。  また、人垣を構成する要員が、役人の風貌をしていなかったこともあった。  作業着やツナギに似たラフな服装。頭にバンダナを巻いているのはまだ良い方で、伸ばし放題のぼさぼさ頭もちらほら。とてもじゃないが御子に謁見する身なりではなかった。 「あ、クロア!」  立ち尽くす彼に気づいた、人垣の奥側にいたらしい一人が、ぱたぱたと駆け寄ってくる。  見知った――どころではない――彼女だけは普段通りだったので、ようやく人心地がついた気がして、彼は顔の強張りを緩めた。 「いったい何の騒ぎなんだ?」 「あはは、えっと……」  後方をちら、と伺ってから、小声で続ける。 「商品企画会議、かな」 「商品企画?」  鸚鵡返しに問い返すと、うん、と頷いた彼女が後ろ手に隠し持っていたものをそろそろと取り出した。 「これ、なんだけど」  差し出されたそれを、受け取っていいものかどうか迷う。  彼女はといえば、照れ臭そうというよりはどこかばつが悪そうに、目だけを逸らして顔を赤くしていた。  少し腰を屈めて、手の位置に目線を合わせ、まじまじと見つめる。 「……ルカ、だよな」 「う、うん。えっと、その……わ、私なんかより、クローシェ様の方がいいって言ったんだけどねっ」  クロアは人差し指で、それの頭をつつく――というよりは、とんとん、と叩いてみた。 「クローシェ様は第二弾だとか、まず私の方が配色的に目を引くから販売戦略的にいいだとか、押し切られちゃって――」  しかしグローブ越しじゃよくわからないと気付いて、右手だけ外しにかかる。 「そしたらクローシェ様まで妙にノリノリで、私の監修をクリアしなければ商品化は認められませんなんて言い出しちゃって……」  状況説明なのか言い訳なのか判断し難いことを口早に告げながら、しおしおと肩をすぼめて小さくなってしまっている。そんなルカの手から、クロアは結局それを受け取った。  今度は直に、人差し指でそれをつつく。 「へえ……」  クロアの手のひらに半身が収まるサイズのそれを、くるりとひっくり返し、また正面を向かせる。  それは、頭身にして2.5前後の、ルカを模した人形だった。中には綿か何か入っているのだろうから、ぬいぐるみ、と言った方が正しいかもしれない。 「確かに、よくできてるな」 「ぅ、うん……何か、逆に出来が良すぎて申し訳ないぐらいで」  一体何に遠慮をしているのか、ルカは先程からずっと、複雑そうな笑みを貼り付けていた。 (素直に喜んだらいいのに)  ただ、そう言ったところで理解はしても納得はしないんだろう――そう思えたクロアとしては苦笑を浮かべるほかない。 「いいじゃないか。それに、御子を題材にしておきながら出来が悪かったりしたら、それは御子に対する冒涜と取られてもおかしくないんじゃないか?」  特に、第一弾とされるルカの人形とあれば、御子側でなくラクシャク商工会あたりが訴えに出そうではある。 「そ、そんなあ。それはさすがに言い過――」 「ええ、その通りよクロア」  ルカのささやかな否定を遮って、凜とした声が響き渡る。 「私達御子は、この先も人々を導いていかねばならない。それは、人々からの信頼と信用を得て、初めて成り立つもの」  踵を床に打ちならし、自然と開いた人垣の中から、おそらくこの中の誰よりも商品化に熱を入れていそうな人物が姿を見せた。 「しかしそれらは、私達が誠意を持って行動するだけでは足りないこともある。何故なら、彼らは私達の行動そのものではなく、行動の結果をもって判断をするのだから」  かつん!  一際鋭い音をたてて足を止めたその人は、自然と居住まいを正したクロアへ、やはり鋭い視線を向ける。 「そこで、民衆の心を掴んでおくために必要なもの――何だかわかる?」  不敵な笑みに応えるべく、クロアはほんの数瞬を――求められているのは知識量を前提とした政治的手腕ではなく、話の流れから導き出される単純な回答だと解釈して――思考に費やし、口を開く。 「イメージ、でしょうか」 「そう。私達をすぐ側で、常時観察することのできない彼らの判断を助けるのは、「御子」という存在に対するイメージ。そうね、例として……どんなに善行を働く者がいても、その者は以前反政府組織のリーダーだった……と聞けば、今は味方のフリをして反逆の機会を窺っているだけかもしれない、と疑う者だって出てくるとも限らない」  どこかで聞いた話だ、とクロアは室内に目をやったが、ここに来たときから見かけていない人物は隅で隠れているということもなく、普通に不在のようだった。 「あのぅ、クローシェ様、やっぱりそれも言い過ぎじゃ――」 「いいえ!」  ルカに対しても容赦なく、まるで鞭打つように否、の言葉が飛んだ。 「何度言ったらわかるのルカ。いいこと、別に私は不出来な商品が出回ろうともそれは仕方のないことだと思うわ。誰もが一流の職人というわけではないのだから。けれど、そこの彼らは私達に商品化に関する認可を求めてきた、つまりそれは御子が認めた、御子の意思そのものなの。よって不出来な商品にGOサインを出すと言うことは、あなたは自分が不細工だと民衆に主張しているようなものなのよ?!」 「そ、そんなことは」 「あります。それに、一番の問題は別にあるわ。「御子は自分たちを題材にされた商品が不出来なものでも構わない」というイメージを持たれること、つまり私達がそれだけ甘っちょろい意識でいると思われること、それこそが問題なの」 「で、でも」 「人の上に立つ者は、舐められたらお終いなの。何度も説明したでしょう?」 「……はい」  腰に両手をあててくどくどと説教するクローシェと、しょんぼりと肩を落として項垂れるルカ。  二人が姉妹であることは大々的に公表はしておらず、おそらく室内でそれを知る人間はクロアぐらいしかいない。そんなクロアから見ても、もはやどちらが姉で妹なのかわからない様相だった。  そして、立ち籠めるどこか重苦しい空気をものともせず、口を開けたのもクロアしかいなかった。 「クローシェ様」 「何?」 「先日の件で、報告があるのですが」 「先日……ああ、聞いています。書類は?」 「ここに」 「なら、そちらに置いてさがりなさい。こちらが片付いた後、レグリスの報告と一緒に聞かせてもらいます」 「はっ」  一礼するクロアを見やり、クローシェは踵を返す。  再び職人達と議論が始まった部屋で、クロアとルカは取り残された形になる。  クロアは指示されたテーブルに書類を置くと、目配せしたルカを伴い静かに退室した。


 外の空気でも吸わせようと、クロアはテラスの方へルカを誘導した。  廊下をついてくるときは無言だったルカがぽつりと口を開いたのは、テラスに来てすぐのことだ。 「……クローシェ様の言うことは間違ってない。間違ってるのは私の方なんだよね」 「ルカ」  自分を否定する言葉に、クロアは窘めるように彼女の名前を呼ぶ。  だが上がったルカの顔は、少しだけ笑っていた。 「平気。だって、同じ事言われたの、さっきので五回目くらいだもん。……あれ、六回だったかも」 「そんなに言われてるのか」 「えへへ、物分かりが悪い方の御子ですからっ」  茶化して言ったその言葉は、クロアにも聞き覚えがあった。いっそ抱き締めて口を塞げれば良かったのだが、あいにくと今は昼間で、ここは人目がないとは言い切れない公共の場所だ。  肩を抱くようにして、ルカの左肩をぽん、と叩く。叩いた手は、きゅっと握ってすぐに下ろした。 「……ありがと、クロア」  囁いて、ルカが少しだけ右に寄った。寄りかかるわけでもなく、寄り添うにも僅かに足りない――けれど確実に、間の距離は縮まった。 「そろそろ、戻るね」  しばらくして、離れたのはルカの方からだった。引き留める理由もないので、クロアはああ、と頷くのみだ。  今日初めての自然な笑みを見せたルカは、またねと廊下に戻ろうとして、途中で足を止めた。 「あ、あの、クロア」 「どうした?」 「その……クロア、これ、いる、かなー……とか」  ルカはおずおずと、部屋を出ても持ったままだったらしいぬいぐるみを示す。 「あっあの、これ試作品でね、実際に売りに出されたりするのはもうちょっと手が入るみたいなんだけど、えとその、私がいくつも持っててもしょうがないし、あっあとこれまだオフレコだから空猫とかみんなには内緒にしないとでねっ、その――」 「いいのか?」 「え」  放っておいたらいつまでも言い訳を続けそうなルカを止めたかったというよりは、ただ単純に疑問に思って、クロアは言った。 「俺がもらっても」 「う、うん! そのっ、クロアさえよければ、もらって欲しいなー、って……」 「じゃあ、遠慮なく」  クロアは差し出すルカの手を包み込むと、そこから抜き取るようにして、ぬいぐるみを受け取った。 「大事にするよ」 「えへへ。あ、ちゃんと商品化することになったら、それも渡すからねっ」 「それはいいよ。自分で買うし」 「か、買わなくていいってば! というか、何でクロアが買うのっ?」 「欲しいから。それに多分、売り上げの何%とかがマージンで入ってきて、それが何かの予算に回るんだろうし、やっぱり買うよ」 「いいからっ! 買わないでよぅー!」  買う買わないの押し問答のせいで、ルカが執務室へ戻ったのはそれから十分以上後のことだ。  もちろん、その時もまだ商品企画会議は続行中だったという。

*****

「……さて、と」  読み終えた書類と、提出すべき書類をまとめて、クロアは明日の準備を終えた。  ここしばらくは多忙な日々が続く。特に、御子の二人は視察と会議で各地に引っ張りだこだ。  警護の任により四六時中行動を共にしてはいるが、それは同じ空間の空気を吸える程度のものだ。そう、つまり――二人きりで話すどころか、会うこともままならない日々がしばらく続く、ということだ。  側に居られるだけまだいいだろう、そう自分を慰めて――慰めきれるものでもなかったが、そこは全力で無視して――たった一度のため息に全てを込めて吐き出した。  寝よう。  そう思い、クロアはベッドへと足を向けたが、あと数歩の所でブレーキをかけた。  帰ってきてからテーブルの上へ丁寧に置いたそれを、そっと手に取る。  見れば見るほどよく出来ていた。髪飾りや服は幾分デフォルメされてはいたが、特徴をよく捉えていて、あまりこういったものに造詣のないクロアでも、これは素晴らしいものなんだろうとわかる。ここからさらに注文を付けようというのだから、クローシェのこだわりも相当のものだ。ほんの少し、彼女から熱心にダメ出しをされていた彼らに同情しなくもない。 (……さすがに、一緒に寝たら変態だよな)  仮にこれが等身大であってもそうだろうし、というか人形を相手にするぐらいなら危険を冒してでも当人の所へ忍び込みに行った方がよっぽど健全だろう。  おかしな方向に逸れた思考を振り払うように、クロアは頭を振った。  そして、それを持ったまま改めてベッドへ向かう。  毛布をまくりあげ、ベッドへ体を乗り上げて――そっと、手の中のものを枕元へ置いた。外した眼鏡はその横に。  体を横たえ、枕に頭を乗せ、ほんの少し首を上向かせて、 「……おやすみ、ルカ」  そんな小さな呟きの後に、クロアは一日の疲れに押されるように、するりと眠りについた。


 翌朝。
 目の覚めたクロアは何気なく枕元を見やった。  それを視界に捉えて、やはり何気なく手を伸ばす。  ゆるく掴んだそれを顔前まで引き寄せ、ゆっくりと瞼を落としながら――唇で、ぬいぐるみの頬のあたりを触れる。
(……寝惚けてやったなら、変態じゃないよな)
 脳内でそんな独自理論を打ち立てながら、クロアはようやく体を起こした。


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 こんな変態なクロアきゅんは認めねえ! というクロアスキーの皆様に心からお詫び申し上げますいや私もクロア好きなんですけど単にプライズにあるような2.5頭身ぐらいのルカ人形(の頬)にちゅーとかしてる眼鏡ってちょっと萌えねえ? とか思ったりしただけだった!!  てかバンプレさんはさっさとAT2のプライズ出したらいい! 久々にコイン持ってゲーセン通ったりヲタショップでセット売りされるの待ったりするよ!(笑)

_ [雑記] お礼

メッセージ送ってくださった方ありがとうございましたわひゃー! いいいいえなんかもうその夢見がちめいっぱいですいません本当にありがとうございます恐縮です……(平伏)


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