トップ «前の日記(2010-01-17) 最新 次の日記(2010-04-04)» 編集

日々是ダメ人間/雑記

内容は基本的にネタバレ有りです。
SSをお探しの場合は、右下の「ネタ文」をクリックすると一覧が表示されます。

2006|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|07|08|09|10|
2010|01|02|04|06|07|10|11|
2011|01|
2012|01|
2013|01|06|
2014|05|09|
2016|01|02|03|04|08|

Categories | アニメ | アルトネリコ | ゲーム | ネタ文 | バトン | ラノベ | 雑記


2010-02-07 どういう意味で苦労しそうなのか小一時間説教しながら問い詰めたい(主に投票ネタを選んだ当人を)

_ [アニメ] 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st

ふと思い立って調べてみたら近場でやってたので観に行ってきました。

二人の魔法少女の出会いを描いたTVシリーズ第一期13話を約2時間半に濃縮した今作ですが、まあ一言で言うなら最高でした。評判良いのも頷けるわマジですっげー良かったです。

物語は第一期の大筋だけを追った形で、登場キャラクター増減もなければラストも同じ。だが2時間半という中に物語の勘所だけを抽出してテンポ良く並べられ、新規作画と奈々様ソングで固められてはぐうの音も出ません。やばい。これは本当やばい。何がやばいってTVシリーズよりも話がわかりやすい(笑) いやもちろん、(途中温泉回とか日常描写も多かった)TVシリーズと違い「リリカルなのは」という物語の本筋だけを追ってるわけなので、話が横道に逸れない分わかりやすいのは当然なんですけど、なのはとフェイトの心情推移とかがものすごくすんなり入ってくるのが良いんだ。全力全開スターライトブレイカーに代表されるなのはさんの白い悪魔っぷりとか、そういうネタ的な何かが介入する隙間がないぐらいに、なのはの頑張りとかフェイトの健気さとかに引き込まれる。個人的には、なのはさんがフェイトたんに「友達になりたい」「助けてあげたい」と思う気持ちが随分わかりやすい描写になってた印象でした。いやまあ第一期から6年も経ってるんで単に忘れてるだけかもしれないんですけど。

そして何よりも、話が大筋のみに絞られたおかげか魔法少女のパートナー組が大活躍すぎるから困るいいぞもっとや(以下略) 淫獣の名を返上する勢いで活躍しまくるユーノくんに惚れ直した。いやこれだけで観に行った価値あったわ(真顔) そらTVシリーズでもユーノくんは責任感の強い子でしたけど、話がぎゅぎゅっと濃縮されまくってる劇場版では、もう言動や表情の端々でそれが滲み出てる。でもってなのはとの信頼関係の厚さとかマジたまらんね。恋愛感情のあるなしに関わらず、アースラからなのはを送り出すユーノくんはマジ格好良かった燃え(NOT萌え) まあ当然ながらユーノ×なのは派な人種としてはそっちの観点からも美味しくいただかせてもらいましたが何か。

でもってアルフがアルフがアルフがー! アルフが使い魔の鑑でありいい女すぎる件。アルフいい女だよアルフ。終始フェイトのために生き抜くアルフにも惚れ直したぜ。そして初登場時からずっと胸ばっか凝視してて正直すまんかった(キリッ) や、うん……ほらつるーんぺたーんばっかり続いてた所だったからつい癒しを求めてしまってですね……。あ、魔法少女の変身シーンはイイカンジにパワーアップしてましたGJ。エロエロしくはないんだけれども、どこか艶っぽさが垣間見える感じで大変良かった。あ、残念ながら乳首券は発行されていなかったことを一応報告させていただきます(黙れ

今更ネタバレも何もないかと思うのでそのまんま言いますが、母さんことプレシアさんのラスボスっぷりがパネかった件。主に衣装の露出度大幅増量的な意味で。最初見たとき普通にビックリした(笑) でもってプレシアさんの狂気っぷり及び堕ちっぷりもやはりTVシリーズと比べてわかりやすくなってたなーと感じました。てか、リニスまで出してちゃんと過去話も描き切るとは思ってなかったよ……おかげで終盤の展開がますます燃え上がるしかなかったわけですが。

時空管理局組は尺の関係もあってお遊びの幅がなかった感じ。まあリンディさんの例のお茶ネタはあったけども(笑)、クロノの性格が手厳しい感じになってた気がする。ただそのおかげで、尺の関係上戦闘シーンでの出番が少なかったにも関わらず、相当の手練感がひしひしと伝わってきた、かもしれない(ぉ ラスダンでの流血っぷりとか格好良かったす。

なのはシリーズお約束の、奈々様ソングをバックにしたクライマックスな戦闘シーンもしっかりありました。くそう相変わらず燃える真似をしてくれる……! そしてフェイトたん復活の流れとかマジやばい心が震えすぎた。これまで積み重ねてきた物語がようやく芽吹いた瞬間とでも言いますか。うあーダメだ思い出すだけでぶわああああとかなるから困る。

それからデバイス達もすっげー良かった。レイジングハートもバルディッシュも、相変わらず最強の燃えキャラだよこのデバイスどもめ……! いいぞもっとやれ。ていうかそろそろ喋るデバイスの玩具とか出してもいいと思うんだよね……買うよ普通に……。

勢いでなんか書きすぎた。まあそんなわけで大変良い総集編つーか濃縮版第一期でした。「リリカルなのは」は見た目からして美少女モノかって思われがちなんだけど(いや確かに美少女モノではあるんだけれども)、でもその中に魔法少女にあるまじき燃えとか、切ない過去とか各キャラの想いとか、そういうのがふんだんに詰まってるというある種のギャップがごっつ良いというか。特に無印は「なのはとフェイトの出会い」という一つの物語がものすごくよく出来てるので、美少女モノ的な見た目に耐性がある方には普通にお勧めしたい。

というわけで1クール分を2時間半にきっちりまとめあげた、都築さんをはじめとするスタッフの方々に敬礼しつつ、DVDリリース情報まだー? これはさすがに買うわ。俺……DVDだかブルレイだかで買ったら、冒頭のシーンからボロ泣きするんだ……(えー) いやだってあの冒頭のシーンはマジで卑怯だよ!(笑) TVシリーズ見てた人間にはもうあれだけでも泣きそうだったつーの。てか劇場へ2回目観に行ったら普通に泣きそうだから困る。

あーでも本当に良かった。繰り返すようだけど、「なのはとフェイトの出会いの物語」としての完成度が大変に高いので(都築さんからしたら何年も練った作品になっているわけだし)、美少女系絵柄に免疫あって興味を持たれたなら見ていただきたい。あとTVシリーズ見てた人にも是非。「なまえをよんで」とか、色んな意味でブワッとすること間違いなし。

_ [雑記] さらに潜伏中

なんていうかリアルに修羅が続いていて潜伏生活もずるずる続いてますが私は元気です、主に「あかりたんかわいいいいいいいいいいいいい」の呪文で色々と回復する膿んだ脳髄的な意味で。そんな中、劇場版なのはと消失すっげー観たいと思ってたらなのはが近場でやってて席も空いてるようだと知り、ついカッとなって勢いで行ってきました。うっかり勢いがつきすぎて思わず叫びに来て今に至りましたすいません。しかしパンフが入荷待ちだったのが一番の心残りです。田舎の映画館なめてたぜ……。消失も観に行けるといいなあ。

スタスカ冬はあれから一度も起動できてない上にAT3に至っては未開封にも程がありました。今週末には開封できると……できれば……いい……。ともあれ、色々頑張ることがあるので地道に頑張っていこうと思います。


トップ «前の日記(2010-01-17) 最新 次の日記(2010-04-04)»