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日々是ダメ人間/雑記

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2010-11-28 ずっとずっと言い続けてるけど信号機トリオは3Pエンドでいいと思う

_ [アルトネリコ] ココナヒュムミュ

ようやく聞けたー。大いにネタバレるので隠します。総評としては何だこの神のようなCDは。

ココナヒュムミュの何がいいってテンポがいい。何がいいってテンポがいい。大事なことなので二度言いました。そらもちろん、話の半分以上がヒュムノス等の音楽をBGMにしているせいも大いにあるんでしょうが何てったって話のテンポが素晴らしい。聞いてて違和感がない。話運びがスムーズで、いや何でそうなっちゃうんだ、っていう引っかかりがない。あとどうでもいい会話および展開といった無駄がない。ハラダノチカラ偉大だな。AT3のメインライターの経歴は伊達ではなかった。そういえば元はアニメ畑の方と聞いてなるほど納得してみたり。

とはいえクロアの髪飾りについては首を傾げざるを得なかったり。ライターさんはココナからのプレゼントという設定を知らなかったのでああなった風にも見えたけど、だったらそこは監修したつっちーが何かしら口出ししておく所じゃないのかと思ってみる。それともネタの発祥元がトウコウだから非公式設定扱いなんだろうか。まあ全リテイクとか無茶振ってたつっちーにそんな細かいことまで気にしろとか言う方が無茶ですかね。とりあえず伝説のソロバンと聞いてトルネコしか思い浮かばなかったのは私*1だけじゃないと信じたい。

しかしはるかさんでルカ歌がまた聞けるとか何これマジで夢じゃないんですかね。トラック1だけでどんだけ私は腹一杯になればいいんだ。あ、とりあえずクロアとルカの会話はトラック1の1:47~と4:18~だよ! 前者はルカがクロアにツッコんで、後者はクロアがルカにツッコミを入れるとか、何だこのナチュラルな会話。いや本当ただの何でもない会話でしかないんですけどもうね、こんなシーンを一体何年待ち侘びたことかっていうね……うん……ドラマCDシリーズでさんざんハブられて最後の一枚でようやく主人公も呼んでもらえたと思ったらヒロインズと直接会話レスとかマジでイミフな4枚目だったからなうん……。

シュクレさんのツンデレに関しては大変よいツンデレでした。イイヨイイヨー。ますみんの熱演ぱねぇ。トラック9の絶叫とかうわああああってなった。あとさーしゃのツンデレ殺しに磨きがかかりすぎである。さーしゃ頑張り屋さんだよさーしゃ。そしてクローシェ様の演説聞いてて普通に泣きそうになったじゃねーの……(ぶわっ)

でもってココナとクロアの出会いシーンがあるとは思ってなかったぜ。ココナのお荷物云々発言で完璧に自分を重ねたなクロア……これはいいフラグ立て。回想時の遊佐はいい遊佐ではあったんですが、当時のクロアあれ確か15~6歳だろうからもうちょっと声は高くてもいいのよ。ココナへの口調については、現実を知って夢も希望も失ってる真っ最中だったろうからあんなんでいいと思うんだけど。

それにしても「METHOD_HYMME_GRANZERO=SPEAR/.」が個人的にほんぎゃーしすぎなんですけど、烈火たんは神か……。だっだって歌詞見たらなんかその、前半部の「彼女」はココナ自身で後半部の「彼女」はルカ(orクローシェ*2)のこと言ってないかこれみたいな! みたいな!! てゆかぶっちゃけ後半部の禍々しい秘密云々は牢屋イベントのことかーっ! としかツッコめなくなっている私はどうすれバインダー。前半と後半で「彼が手を差し伸べた」理由が異なる(特に、後半は「大切なものを護る」ためである)ことを自覚していて、その上で序盤の宣言と最後の決意に繋がるかと思うと何じゃこりゃあああっていう! いう!! ぜえはあすいません何かこれだけで私の中の色々が面白おかしいことになりすぎた。何ですかこの俺得すぎるココナのクロア(とその彼女)観。いや私の思い込みが激しすぎる解釈だということは重々に承知しておるわけですがそれにしたって烈火たんは神か……。神だな……。マジありがとう烈火たん……(土下座)

……とまあここまで全力で持ち上げてきたけどここだけは言わせてくれ、本編でココナとルカの和解イベントらしきものが一切存在しなかったおかげで、何でルカがこんなにココナのために一生懸命なのかが微妙にわからないし、ココナがイヤボーンできたきっかけの一つがルカの歌だったにも関わらずココナ的にルカをどう思ってるのかさっぱりわからないため微妙に感動が薄い、という残念な印象がどうしても払拭できない。しかもこれ今回のライターさんの力量がどうのって話じゃないしな。本当はAT2本編か、その後に発売したドラマCDなりで補完しておくべき話だったと思うんだけど。え? 小説版? あれは和解とは言わない上に個人的にわりと黒歴史ですが何か? トミーにやらせるとどうしてあんな雑でカオスなやり方にしかならんのですかね……まあそれがATの芸風そのものだろって言われたらそれはもう何一つとして言い返せないんだけど。しかし本当疑問なんですが、何でルカさんはあそこまでココナに思い入れちゃってるんです? マジで理由がわからん……いや思い入れる事に関してはむしろいいぞもっとやれなんだけど、その理由も経緯もわからんことには何か裏があるんじゃないかと勘繰ってしまって受け入れにくいというか(笑) ココナもココナで、そんなルカさんに大袈裟だなあと思いつつもまんざらじゃなかったり、(仮にクロア絡みのことでまだ素直に受け入れられない面があったにしても)メタファリカを成功させた御子として尊敬はしてるとかそういう節があったりしたなら、トラック9でのテレオン演出は最強だと思うんだけど、その辺全面スルーだからな……いやマジでそのあたりどうなのか教えてくださいえろいひと。

ともあれ、AT2とAT3を繋ぐ話としては申し分ない出来でした。つっちー、なかなかやるじゃん(トミー以外の脚本家も使うことができたんだね的な意味で*3) はるかさんの新作ルカ歌も遊佐クロアとあみっけルカの会話もあって、しかもアルトネリコの関連ドラマCDなのに何の違和感も無駄もない話運びでもって聞き切ることができたとか何この神のようなCD。いい仕事をありがとうございましたガストちゃん。あと所々で挿入されるAT2のBGMが懐かしすぎて困った。AT2やっぱいいなあ。

そして私はトラック9をエンドレスリピートしすぎだと思った。どんだけ「METHOD_HYMME_GRANZERO=SPEAR/.」が好きなんだ私は。

*1 なんかほんとどうでもいいことなんだけど、AT無印をネタプレイしてた頃「アルトネリコ」の文字列がうまく覚えられなくて「トルネコ」と呼んでたことを思い出したりなど

*2 歌の使いどころ的にはルカを指しているようにも思えるけど、歌詞だけ見ているとどちらの事とも取れるなあと

*3 まあAT3に関わる話だったからメインライターさんにお願いしたってだけでしょうけど


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